できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今朝(7月30日)のプリキュアの話です。

2023-07-30 18:32:03 | プリキュア話

今日は7月30日(日)。おかげさまで、おとといの金曜日(7月28日)で、私の担当科目の今学期授業が全部、おわりました。このあと期末レポートの採点や学期末の事務仕事、そしてこの時期恒例の教職員組合の学習会、あるいは各地の学校の教員研修の講師の仕事を終えたら、いよいよ私にも「夏休み」到来です。

ただその前に、今学期授業を終わらせてホッとしたのか、昨日と今日、この土日は家でゴロゴロしてます。教職員向けの学習会や研修会の資料づくりとか、遅れている原稿執筆とか、やることは多々あるんですけどね…。

さて、今日も日曜日なので、いつもどおり朝からプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除してました。そこで今朝のプリキュアの話、忘れないうちに書いておきます。

まず、毎年そうなのですが、もうすぐ高校野球中継の季節。「これから関西地区のプリキュアの放送どうなるのか?」という疑問があるのですが、ひとまず次回(8月6日)は、高校野球の開会式前にプリキュアの放送をやるようです。ただ、仮面ライダーギーツはまともに開会式に重なるためか、放送はお休みのようですが…。

それから、これも毎年そうなのですが、7月下旬から8月末まで、プリキュアも夏休みの親子を意識したような物語が多くなります。今回もそんな話で、ましろちゃん(キュアプリズム)の両親が、海外から戻ってくるお話。そこに、ましろちゃんの両親を迎えにいくついでに、プリンセス・エルを空港に連れて行って、いっしょにプリキュアたちと飛行機を見ようという話。そして、「空を飛びたい」と願って、航空工学をひとりで勉強していたツバサくん(キュアウイング)の話。この3つの話が絡みます。ただ、よ~く見てると、夏休み中に親子でお出かけする話、パイロットとしてがんばってる母親の話、そして「航空会社のピーチの宣伝?」と思うような絵柄。これが絡んできます。

今朝の話の出だしは、ましろちゃんがネット通話で、海外で仕事をしている両親と会話をしています。それを他のプリキュアたちが、それぞれにしたいことをしながら見守っています。ネット通話を終えたましろちゃんの話では、あさってに両親が一時帰国するとのこと。そこで、アゲハさん(キュアバタフライ)の車に乗って、みんなで「ももぞら空港」に出迎えに行こうということになります。

その「ももそら空港」につくと、プリキュアたちはエルを連れて、パイロットとキャビンアテンダントを見たり、土産物屋を見たり、航空会社のピーチの飛行機の模型を見たり、飛行機のかたちをしたタイ焼きを食べたり…。まずは、空港を楽しみます。エルも「くうこう、すき」と大喜びです。

ひととおり空港ビルの中を見学したら、ツバサくんのあこがれの飛行機が見える空港の展望デッキへ。そこでソラちゃん(キュアスカイ)が「どうして飛行機は空を飛べるの?」と聞くので、ツバサくんは「羽根が受ける風の力で飛んでいる」と説明をします。このとき、ソラちゃんは「ジェットエンジン」を「ジェットニンジン」と聞き間違えたりするのですが…(こういう小ネタで笑いをとっています)。

そのとき、後ろからシャボン玉をとばして、もっと詳しい説明をしてくれる女の子に出会います。その女の子の名前は、天野翔子ちゃん。ツバサくんと意気投合して、ふたりは飛行機の話で盛り上がります。翔子ちゃんは「ママみたいなパイロットになりたい!」と言います。ちなみにこのとき、アゲハさんが考えた苗字をつけて、ツバサくんは自己紹介で「夕凪ツバサ」と名乗ります。

ただ…。「ママの飛行機にはじめてのる」と翔子ちゃんが言いかけたとき、翔子ちゃんは「パパが搭乗手続き中だった」ことを思い出します。そばで待っていなくちゃいけないのに、勝手に展望デッキに来て、迷子になっている。どうしよう…。そんなときに、アゲハさんが「きっと、パパも探しているよ」と翔子ちゃんをなぐさめます。

すると空港内のアナウンスで、迷子の翔子ちゃんをパパが探していることがわかります。プリキュアたちは翔子ちゃんを案内所に連れていき、無事、翔子ちゃんのパパに出会います。翔子ちゃんとパパの話では、パイロットになったママを応援したい、いっしょに空を飛びたいということで、今回、はじめてママが操縦する飛行機に乗るのだとのこと。プリキュアたちは翔子ちゃんたち父子を送り出したあとで、「飛行機って、乗る人の思いもつないでいる」と気付きます。なんかこういうところで、夏休みに家族旅行に出る親子連れを意識した物語になっていますね。

そんなプリキュアたちに、再び空港内のアナウンスが。今度は「ミノトン」が「展望デッキで待っている」とのこと。ミノトンは夏真っ盛りで暑いのに、冬物のコートを着ています。あまりに暑いので、手持ちの扇風機で涼んでいます。その扇風機をランボーグにして、ミノトンはプリキュアたちを攻撃しはじめます。その扇風機のランボーグは黒い雲を呼び、強い風を起こして、飛行機を飛べなくします。ただ、どうやらプリキュアが空港に居るのは、あまりにも強いミノトンから逃げ出すためだと、勝手に思い込んでいるようです。

「このままでは、翔子ちゃんたちの飛行機も、ましろちゃんの両親ののった飛行機も、この空港で離着陸できない」と思ったプリキュアたちは、ランボーグにたたかいを挑みますが、扇風機で風を強くするため、なかなか接近できません。空の上も乱気流がおきているので、キュアウイングも低空飛行しかできません。

そんなとき、ふとキュアウイングは、翔子ちゃんのシャボン玉を思い出します。そこで、キュアプリズムの「プリズムショット」を、シャボン玉がわりに空に向けて打ち出してもらって、乱気流の動きを読み解けるようにします。その乱気流の流れを読み解いた上で、キュアバタフライにパワーアップしてもらい、キュアウイングの空を飛ぶ速度をアップ。最後はウイングアタックでランボーグを浄化します。そのあと、ミノトンは潔く引き下がります。

ラストの場面。再び空が晴れてきて、翔子ちゃんのママが操縦する飛行機が離陸。その飛行機には、翔子ちゃんとパパが乗っています。機体はもちろん、航空会社のピーチの機体です。他方で、ましろちゃんの両親も、無事に帰国。ましろちゃんがプリキュアの仲間を紹介したり、ましろちゃん大好きなお父さんが、ましろちゃんの顔をプリントしたTシャツをつくったり…。そんな楽しい数日間を過ごした様子が描かれます。そして再び「ももぞら空港」から、両親は海外に戻っていきます。ただ、ましろちゃんは「今までは両親と別れるのがさみしかったけど、今は(プリキュアの)みんながいるから大丈夫」と思います。

こんな感じで、夏休みの家族旅行の話、母親がパイロットという話と、プリキュアたちの物語が上手に重なりつつ、航空会社のピーチの宣伝のような回が終わりました。ちなみに、エンディングに登場するプリキュアは、なんとキュアピーチ。次回の予告では、プリキュアたちがミラーパッドのなかに入って、なにかのレッスンを受けるという物語になるようです。ということで、今朝のプリキュアの話、おわります。

 


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