2066冊目はこの本。
仲正昌樹『〈宗教化〉する現代思想』(光文社新書、2008年)
少し古い本だけど、今の日本あるいは欧米諸国の現代思想の状況を考える上ではとても参考になる本。
「形而上学」への批判を徹底して行う際に何かの根拠となる基準を定めてやろうとすると、その批判の学がまたひとつの「形而上学」化しかねないという矛盾。この矛盾は政治的な右派・左派、どちらの思想も抱え込んでいる、ということ。これをどう考えるか・・・?? このことが、この本の主な主題だと思った。
〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書)
仲正昌樹『〈宗教化〉する現代思想』(光文社新書、2008年)
少し古い本だけど、今の日本あるいは欧米諸国の現代思想の状況を考える上ではとても参考になる本。
「形而上学」への批判を徹底して行う際に何かの根拠となる基準を定めてやろうとすると、その批判の学がまたひとつの「形而上学」化しかねないという矛盾。この矛盾は政治的な右派・左派、どちらの思想も抱え込んでいる、ということ。これをどう考えるか・・・?? このことが、この本の主な主題だと思った。
〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書)