若い時のかわいいコロ

昨日仕事が終わって、車を止めて自宅に向かって歩いていると、
番犬コロの鳴き声が響いてきました。
どうやら新聞屋のおばちゃんが集金に来たようです。
毎月１回、夕方に集金に来ているようですが
コロの鳴き声は、いつも家の中から聞いていたので、
小さくしか聞こえませんでした。
昨日は久々に外からコロの元気な鳴き声を聞いてうれしくなりました。
先月お腹を手術をしてからは、餌を上げる時と散歩の時以外は
昼間はほとんど寝てばかりで急に老け込んだようです。
犬も人間と同じで歳を取るとあちこち体に、がたがくるようですね。
おまけに皮膚病が再発したので、最近は毎朝コップ半分ほどの
水酢を作り、患部に塗りつけています。
右手に餌を持ち、左手に水酢を入れた容器を持って
犬小屋に行きますが、コロはこの時、いつもじぃ～と思案をします。
右手の餌は欲しい、しかし左手の水酢は嫌い、右手を少し動かすと
餌をきょろっと見ます、左手を少し動かすと今度は水酢をきょろっと
見ます。それを２～３繰り返すとつぶらな瞳も右、左と動きます。
「餌は欲しい、薬はいやだ。でも、餌は欲しい、やっぱり薬はいやだ・・」
この時の表情は、若い時のかわいいコロになるのです。
最近は、この時がコロのことでホッとするひとときになりました。

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