ＪＲ東海の水素エンジン

ＪＲ東海は、水素を燃やして走る水素エンジンを使った鉄道車
両を開発すると発表した。水素エンジンの鉄道利用は世界で、
まだ開発されていない。走行時の二酸化炭素（ＣＯ２）の排出
をほぼゼロにできる特性を生かして、ディーゼル車両からの置
き換えを進める。
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新興企業のアイラボ（東京都）と共同開発をするが、エンジン
の発電と蓄電池を組み合わせる水素動力ハイブリッドを目指す
。２０２４年度以降、愛知県内の研究施設で模擬した車両を使
い、走行試験をおこなう。
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平行して水素と酸素の化学反応で電気を作る燃料電池車両の開
発も進める。燃料電池車を販売しているトヨタ自動車から電池
を調達する予定になっている。
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高山線など、山間部の非電化区間を走る在来線は、軽油を燃料
にしたディーゼル車両が使われている。ＪＲ東海が年間に排出
するＣＯ２の５％程度がディーゼル車などからの排出という。
自動車の脱二酸化炭素が先行する中、鉄道も負けていませんと
手を上げることで全業種に拍車がかかることを期待する。





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