日本酒が海外に販路

伝統的な日本酒が海外に活路を求めている。
こうじ菌を使った酒造りの技術を継承し、向上させていくため
に杜氏らが２０２１年に日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造
り技術の保存会を発足させた。
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残念ながら、日本酒の消費量は減少傾向が続いている。日本酒
の販売量は、１９９３年に１３６万キロリットルだったが２０
２２年には４０万キロリットルまで減少した。人口が減少する
中、国内での消費回復はあまり望めそうにない。
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危機感を持った酒造関係者が、十数年前から注目しているのが
海外市場。２０１３年に無形文化遺産に登録された「和食」が
海外でブームになり、それに伴って日本の酒にも関心が持たれ
るようになってたき。
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日本酒の輸出額は２０１４年の１１５億円から、２０２４年に
４３５億円まで増えた。輸出先の７割を米国と中国、香港が占
めている。日本酒の知名度はまだ低いが、ドイツやフランスな
どでは過去最高となった。無形文化遺産への登録は、海外での
販路拡大の後押しになった。
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今年２月上旬には、ベルキーでシンポジウム開き、現地のレス
トラン関係者やソムリエらを前に日本酒の魅力や楽しみ方を紹
介した。日本酒が世界の様々な料理と合うことをアピールして
海外に活路をさらに広げていきたい。





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