昼前に外で声がするので出てみると、井上さんが筍を持って来てくれていた(写真。タイルの間隔が11.5cmなので、その大きさがわかる)。筍を掘って来たばかりという。でも、盗掘にあってごっそり持っていかれていたとのこと。いつも感じるのだが、どうして他人の物をもっていくのだろうか?
山行を楽しむ小生も、山でワラビやタラノメ、ゼンマイなど自分の山でもないのに、ごっそり取ってくる人がいることを知っている。地元の人たちが楽しみにしているのであるから、突然行って沢山持ち帰る人の気が知れない。100歩譲っても、自分の口に入れる少しだけなら、分からぬでもない。それを、レジ袋にごっそり、あるいは何袋も取る人がいるという。こうなると、窃盗である。山には「何も置いてこない(ゴミなど)、何も持ち帰らない(山野草など)」が鉄則である。逆川緑地の西側に横たわる竹林も、筍の盗掘に遭っており、立て札が掛かっている。自分さえ良ければ、という人があまりにも多い。
戴いた筍は早速湯掻いた。今夜は、スーパーでワラビか蕗を買ってきて油揚などと一緒に煮よう。それを思って、思わず喉が鳴ってしまった。