7:00過ぎ、先日付いた融雪剤を洗い流す。 手がかじかむが我慢我慢。 7:30出発。 気温3.9℃。 寒っ!
京都市内よりR1-草津-水口-R307の旧道へ。 近江鉄道の踏切を跨ぐ。
御園交差点よりR421八風街道を永源寺方面へ、上流の永源寺ダム湖。
道の駅まで来ると、まだまだ雪が残ってる。
除雪車もそろそろお役御免かな。
暖かい甘酒を一杯いただく。 紙コップで100円。 生姜が効いてて美味であった。
R421の全長4km余りの長い石槫(いしぐれ)トンネルを越え、三重県いなべ市へ。
R306を北上、三岐鉄道北勢線の終点駅・阿下喜駅。 昨年11月の記事で書いた、狭軌762mm(2フィート6インチ)である。
駅の横には、何やら奇妙なレイアウトが。
やがて、マッチ箱のような電車が親子を乗せてやってきた。
側面には乗車無料と書いてある。 お母さんと小さい子供さんが乗車中。
「マッチ箱」と書いたのは、漱石の「坊っちゃん」に登場する松山道後温泉の汽車を彷彿とさせたからなんだけれどね。
転車台の中で何やらしているのは、ライブスチームの準備中みたい。 手前の箱には石炭らしきものが。
別編成のマッチ箱電車がやってきた。
ナローゲージの中に、ライブスチームの線路が敷いてある。
後ろには静態保存電車が。 モニ220形226号車。 昭和6年製だそうだ。 86年前である。
その奥には、8m四方ほどの倉庫のような「軽便鉄道博物館」。 当地の市民団体が運営してるとか。
色々と興味深いモノが。
三岐鉄道さん、面白いことをたくさんやってくれてるじゃありませんかww
R306からの藤原岳の石灰岩の採掘現場と、太平洋セメントのプラント群。 夜にライトアップしたら綺麗そう。
県道107号へ分岐、農業公園の梅林に寄ってみる。 イベント中で、すごい人出である。
時間が押しているのと、人の混雑の大嫌いなおっさんは、遠くから眺めるにとどめて退散。
正午前に貨物鉄道博物館着。 昨年9月と11月に続き、3回目の訪問。
上の画像の撮影中、同年代のおっちゃんから声を掛けられた。
「へえ! これ125cc? 大きいね。 ヤマハのカタログに載ってないね。」
「中国の重慶で生産されたヤマハの海外モデルです。 日本では外車扱いです。」と答えておいた。
DB101号ディーゼル機関車が塗装中。 茶色の下地(錆止め)が塗られてる。
戦時中の軽便貨車が2両。 ※ 訂正。→旧日本陸軍の制式軽貨車で、91式と97式。
満州や東南アジアでも使えるよう、容易に軌間変更ができるらしい。 フリーゲージトレインの元祖かな?
いつものスタッフさんに声を掛けて、昨年買ったJR貨物時刻表と機関紙を引き取っていただいた。 展示するなり、売りに出すなりご自由にどうぞ。
正午過ぎに帰途に着く。 再びR421石槫トンネルを滋賀県側へ越える。 沿道にはまだまだ残雪が。
R421からR307-R477経由。 【アグリパーク竜王】でトイレ休憩のみ。 先を急ぐ。
R8を南下、R1に合流して渋滞に悩まされつつ帰京。
今日の獲物は道の駅で買ったキャベツ一玉(長径約20cmで120円)・わさび菜・キムチ。
オドメータが26,000kmを越えたので、帰宅前にYSPに寄ってエンジンオイル交換。 YSPオリジナル緑茶缶を2本もらったw
本日の走行約260km。 10時間の長旅であった。
今日は二十四節季の一つ、「啓蟄」。 天文学的に言えば、太陽黄経が345度になる日。 360度=0度になれば「春分」である。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃の意。
だが、京都市の今日の最高気温は16.2℃、最低気温は3.6℃。 日較差は12.6℃もあった。
虫たちも土から出たり入ったり、忙しいことであろう。