朝7時過ぎに出発。 いつもは湖東側から反時計回りにビワイチをするのだが、今回は趣向を変えて時計回りで行くことにする。
少しズルしてR1山科-西大津BP-阪本-R161を北上、県道558号へ外れたところから比良山地を望む。 右端の山の裏側がびわ湖バレイスキー場。
R161に戻り、白髭神社。 湖中に鳥居があるだけが取柄。 湖西側は面白いものは少ない。 あとは浮御堂くらいか。
予報は晴天だったが、ここらでいきなり冷たい時雨に会う。 いわゆる「比良の八荒」か? 幸い、30分くらいで止んだ。
マキノから県道336号・桜の名所、海津大崎へ。 あと半月も経てば、桜並木が満開で人と車がごった返すことになる。
短いトンネルをいくつか抜け、竹生島を望む。
山肌に見える道路は奥琵琶湖パークウェイ。 まだ冬季通行止めであった。
JR近江塩津駅。 北陸本線と湖西線の分岐駅である。 後述するあぢかまの道の駅との共同企画・出資でリニューアルされたらしい。
簡易委託駅なので、近所のおばちゃんが窓口に。 出札業務(きっぷを売る)しか出来ない。 JR西日本では無人駅扱いである。
R8を引き返して道の駅「塩津海道あぢかまの里」。 「あぢかまの」は「塩津」にかかる枕詞だそうだ。 「あぢかま」はこの地に越冬にやってくる水鳥の「鴨」の意。
見た目は派手な若者のバンドがライブイベント中であった。 でも、曲目は山本リンダ・沢田研二・イルカ等の懐かしバージョン。
木ノ本からR365を北上、余呉湖へ。 北陸本線の踏切から線路を眺めるのが好きなレールフェチのおっさんw
余呉湖を反時計回りに一周する。 周囲長わずか6.4kmの湖。 面積1.97平方km、湖面標高132mと琵琶湖とは約50mの標高差がある。
ちなみに琵琶湖は周囲長241km、面積670平方kmで滋賀県の約13%。 湖面標高84m。 周囲長は湖周の道路長とは異なる。
余談だが、滋賀県民以外は、琵琶湖が滋賀県に占める割合は50%くらいだとイメージしてるフシがあるらしい。
ビワイチのおまけにヨゴイチをしてきた。
R8-R365を東南へ、昨年出来た滋賀県20番目の新・道の駅「浅井三姉妹の郷」。 当地の領主・浅井長政の三人の娘にちなむ。
長女の淀殿(茶々)は秀吉の側室、次女の初は京極高次の正室、三女のお江は徳川秀忠の継室。
名前のわりに、また地元の商工所が運営してるわりには施設も、売ってる野菜類もショボイ。 期待ハズレであったよ。
施設は昨年から営業してるんだが、24時間利用可能のトイレ設備が無いと国土交通省から正式に「道の駅」の登録が出来ないんだそうだ。
で、トイレが供用開始日の3月25日にグランドオープンするらしいが、この先あまり寄りたくもない気分でもある。
県道273号を西進、R8との交差点、「酢」。 何とも珍妙な地名である。
湖東の湖周道路・県道2号を走り、道の駅「近江母の郷」。 トイレ休憩のみ。
湖西側は霞んでしまって、何も見えない。 琵琶湖がまるで海のようである。
県道25号湖周道路をひたすら南下して眠くなってきたので、、旧25号を湖岸沿いにスイッチ。 狭いワインディングを走って覚醒する。
琵琶湖大橋東詰手前で、菜の花畑があった。 子供連れ家族&カップル多し。
県道559号・道の駅「草津」でトイレ休憩して、さらに南下。 琵琶湖大橋と近江大橋は今回は渡らず。
瀬田の唐橋を西に渡り、ややインチキではあるが、時計回りビワイチとおまけの余呉イチをして、
R422-宇治川ライン府道3号のワインディングを最後に楽しんで帰京。
今日の収穫はレタス・白菜の漬物・菜の花のみ。
17時過ぎに帰宅。 今日の走行距離約280km。 10時間余り運転したので、尻が痛いw
今回は琵琶湖を時計回りに走ったが、午前は湖が東、午後は西に見えるので、いずれも逆光で湖を見ることになる。
また、左側通行なので、湖側の風景が見ずらいし、時差式信号機(対向車線の右折可の矢印信号)に引っかかり易い。
なので、反時計回りの方がメリットは大きいかな。
時計回りのメリットと言えば、今回は走れなかった奥琵琶湖パークウェイを走る時に遠回りにならないのと、
反時計回りに走るバイクが多いので、より多くのライダーとすれ違う。 挙手であいさつしてくれるライダー氏にもたくさん出会って、気持ちよく走れたよ。