今日は趣向をちょっと変えて、奈良市北部の佐紀盾列古墳群(さきたてなみこふんぐん)に行って来た。
R24-K104を東へ。 航空自衛隊の幹部候補生学校にぶつかる。
上の地図では航自奈良基地。
戦闘機のようなモノが見えるが、滑走路が無いのでレプリカであろう。
東側の宇和奈辺古墳。 前方後円墳の左前方部から撮影。 第16代仁徳天皇の後皇后・八田皇女の陵墓参考地とされる。
前方部と後円部のくびれ部分。
西側の小奈辺古墳。 同じく陵墓参考地。
紅葉がきれい。
こちらは前方部と後円部の境に出っ張り(造出し)がある。
ヒシアゲ古墳。 第16代仁徳天皇の前皇后・磐之媛命(いわのひめのみこと)の陵に治定。
陵の回りは林に囲まれ、全体を見渡すことはできない。 3基とも全長200m超の大型古墳である。
第51代平城天皇陵。 桓武天皇の第一皇子。 楊梅陵(やまもものみささぎ)。
K104-K176を北上、佐紀高塚古墳。 第48代稱德(称徳 しょうとく )天皇陵。 女帝である。
県道交差点の表示は「孝謙天皇陵前」。 第46代孝謙天皇が退位し、再び即位して第48代稱德天皇となる。 重祚(ちょうそ)と言う。
余談だが、平城京の読みは「へいじょうきょう」。 近鉄の平城駅も「へいじょう」。 JR関西本線の平城山駅は「ならやま」。
先出の平城天皇は「へいぜいてんのう」。 ややこしい。
神功皇后陵。 狹城盾列池上陵(さきのたたなみのいけのえのみささぎ)。 第14代仲哀天皇の皇后。
戻って、二つの古墳の間の道を進む。
右側は第13代成務天皇陵。 狹城盾列池後陵(さきのたたなみのいけじりのみささぎ)。
左側は第11代垂仁天皇の皇后、日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)の陵。
二つの陵の間に宮内庁書陵部がある。 書陵部に人がいるのを初めて見た。
傍らにある佐紀瓢箪山古墳(さきひょうたんやまこふん)。 案内標識が何もないので、少々迷った。
文字通り瓢箪形をしているが、れっきとした前方後円墳。
小さな古墳で、半ば公園化されている。 一周する遊歩道が整備。
桜井市にも巻向古墳群があるが、2014年5月7日と19日に訪問記をブログに書いた。
R24に戻り、いつもの岩船寺前。
鷹の爪・べったら漬・日野菜漬をGET。
11月も終わりであるが、紅葉はまだ半ば。
曇天でコントラストが低いのはご勘弁を。
帰途のR171向日市付近。 27日、大雨時に雨水を桂川に流す地下トンネル工事中に、国道が最大3m陥没。 「いろは呑龍トンネル」と称す。
27日未明には長岡京市のファミマで強盗事件も発生。 近所で何かと事件が起こる。