天候も思わしくないので、烏丸三条の京都文化博物館へ電車で出かけた。
明治39年、日本銀行京都支店として建設、昭和40年まで稼動。 現在は京都文化博物館の別館。 右側奥が博物館の本館である。
昔の銀行の面影を残す、二階までの高い天井が荘厳である。
博物館の西にも、煉瓦造りの建物。
こちらは中京郵便局。 明治35年築。 現役の郵便局である。
日本で初めての開催となる国際博物館会議=ICOM の世界大会が9月1日に京都で始まったのに合わせて、9月29日まで開催。
東京富士美術館所蔵の展示物である由。
博物館や美術館では珍しいと思われるが、写真撮影可能。 太っ腹! ただしフラッシュ・ストロボは禁止である。
おっさんもこのジャンルに関しては非常に疎いので、各々の注釈はお許しいただきたい。
秀逸なのが、刀 の展示。 鞘に収めて刀台座へ置くのが一般的だが、 柄どころか鍔もない、剥き身の刀身。
通路に展示された刀。
真近で刃紋を見ることができる。
アクリル板越しなのでフォーカスは甘いw
しかし、研ぎ澄まされた刃は凄い光を放っている。 画像では判らないが。
有名な風神雷神図。
約40cm×30cmの版画。 思ってたより大きい。
1時間余り鑑賞して退館する。 なかなか見ごたえのある展示だった。