かなり以前に記事に書いた覚えのある、茨木市千提寺にあるキリシタン遺跡史料館。
この地は、かつてはキリシタン大名・高山右近の領地であったが故に、かくれキリシタンの里といわれる。
歴史教科書に必ず出てくるフランシスコ=ザビエルの肖像画は、この史料館の隣家で発見された。
原画は神戸市立博物館蔵。 史料館にはレプリカを展示してあるが、館内は撮影禁止。
F43とF109の三叉路近くにある高雲寺に、キリシタン遺跡である墓碑がある。
あまり寺らしくない建屋。
隅っこに墓碑がある。
貴重な資料の割には扱いがぞんざいである。 表面に刻まれた文字は風化して判読不能。
この墓碑、昔は寺の玄関や縁側の「沓脱石」(くつぬぎいし)として使われていたという説もあるそうな。