■2024年11月12日、火曜日、晴れ
「川崎臨海部には面白そうな工場ががいっぱいあるな~」(2022年9月2日)の第二弾です。だいぶ日が空いてしまいました。
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https://blog.goo.ne.jp/shaku-ken/e/b63eaf465786eaa2cacbafdd81cfa334
今回も川崎市のHPにある「川崎臨海部地区カルテ・アクションマップ」から拾いました。
興味のある方は ↓
https://www.city.kawasaki.jp/590/page/0000055844.html
■旭化成川崎製造所
◎旭化成グループの重要拠点。
◎ケミカル事業における世界最高水準の品質を誇る様々な製品を生産、エコタイヤの原料「合成ゴム」、世界 No1シェア「イオン交換膜」、コーティング剤 「SBラテックス」、車のテールランプの原料「アクリル」等。
◎2019 年ノーベル化学賞受賞の吉野彰氏は、長年、川崎製造所で研究。
◎ゲーム「FINAL FANTASY VII REMAKE」とのコラボイベントで工場夜景のイメージ画像が使用された (2023.9)。
■日本ポリエチレン 川崎工場・研究開発部
◎ポリエチレンの日本のトップメーカー。
◎研究開発部は 実機スケールの成形機や各種混錬・押出機、各種評価機器を活用し、ポロエチレン材料を研究開発。
■ENEOS 川崎製油所
◎我が国最大級の石油精製能力を持つ製油所で、日本最大の流動接触分解装置(FCC)と、日本唯一の重質油脱硫分解装置(H-Oil)を 保有。PX(パラキシレン)製造装置や、エチレン製造装置(国内最大、100万t/年(100万tを超えるとエチレンセンターと称する))を保有。
◎原油処理能力常圧蒸留装置24万9千100バーレル/日。
■日本触媒 川崎製造所浮島工場
◎1959 年、国内で初めて純国産技術による酸化エチレンを企業化した川崎製造所は、 現在日本最大級の酸化エチレン製造装置が稼働しており、酸化エチレン及びその誘導品を生産。
ちなみに、日本触媒の社長をモデルにした小説「炎の経営者」(高杉良著)はおもしろかった。
■日本瓦斯
◎家庭用・業務用・工業用・農業用・自動車用へのLPガスの供給。
◎世界最大規模のLPハブ充填基地。
■日本合成アルコール
◎日本初の石油化学方式による専売アルコールメーカーとして設立。現在の株主は、 日本アルコール産業(株)が 66.7%、宝ホールディングス(株)が 33.3%。
■JERA川崎火力発電所
◎敷地面積約 28 万㎡、最大出力 342 万 kW。
◎JERAは 2015 年設立、東京電力と中部電力の火力発電機能が完全統合。川崎火力発電所では国内で使用される電力の3%を創出、 発電した電力の供給先は東京都が8割、 神奈川県内の周辺地域が2割。
◎東扇島と富津で LNG 受入、東京湾に 18 ㎞のガス導管。
■日本郵便 川崎東郵便局
◎国際郵便物の通関交換業務を取り扱う施設。
◎全国で発着する船便郵便物の通関、外国への積出、陸揚げに係る事務を一元的に実施。
◎局構内に横浜税関川崎外郵出張所がある。
■東亜石油 京浜製油所
◎世界初、日本で唯一の付加価値の高い白油(ガソリン、灯油、 軽油)の得率を高める重要な設備、重質油熱分解装置を保有。
■レゾナック 川崎事業所
◎川崎事務所において1931年、国産技術初のアンモニアの工業生産に成功。
◎使用済みプラスチックを分解してアンモニアの原料とするプラスチック・ケミカル・リサイクル事業を行っている。