■中古マンション購入時のチェックポイント■
今日は中古マンションを購入する場合のチェックポイントを書いてみました。
とりあえず、思いつくレベルのものです。
また気がついたら、加筆修正したいと思います。
1)月々の修繕積立金、管理費
2)修繕積立金
3)長期修繕計画の有無・修繕履歴書の有無
4)新耐震、旧耐震の建物か否か
5)管理会社名
6)設計図書の有無
7)漏水等の発生状況
8)居住者間のトラブルの有無
9)機械式駐車場の有無、
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1)月々の修繕積立金、管理費
これは、適切な維持管理がされているマンションであれば、それなりのお金が必要です。
やはり、それぞれ1万円程度はかかると思います。
あまり安いのは問題です。
2)修繕積立金
マンション全体の積立金がどの程度あるか。
積立金が少なければ、大規模修繕に際し、個人の負担が発生します。
ちなみに、私のマンションでは大規模改修で3000万円ほどかかりましたが、拠出金はゼロでした。
修繕費用は戸当たり換算で130万でした。
大規模修繕の内容によっても異なりますので、あくまでも一つの目安です。
3)長期修繕計画の有無・修繕履歴書の有無
今後、20年ぐらいの修繕計画の有無も大事です。
これが策定されていれば、計画的な修繕及び修繕のための費用のねん出が可能になります。
これがないと、場当たり的な対応となり、マンションの良好な維持管理ができません。
また、突然、個人負担金が発生する可能性があります。
修繕履歴書も大事です。
何年にどこを、どのような工法で修繕したかという記録です。
これと長期修繕計画がセットです。
4)新耐震、旧耐震の建物か否か
耐震性能の基準が昭和57年を境に変わりました。
57年以降の建築確認であれば、新耐震です。
それ以前ですと、旧耐震となりますので、耐震診断をし、その結果を踏まえ、
耐震補強を行う必要があります。
5)管理会社名
管理会社も重要です。
どこの会社が管理しているかがわかれば、会社のHPで会社の概要がわかります。
6)設計図書の有無
古いマンションだと設計図書がないことがあります。
そうすると、見えない部分の改修工事に支障をきたします。
できれば、構造計算書の有無も確認した方がいいでしょう。
7)漏水等の発生状況
古いマンションで、給排水管等の改修工事が行われていない場合、漏水が発生する可能性があります。
このへんのことも確認した方がいいでしょう。
8)居住者間のトラブルの有無
なぜ売りに出たのか?
上下階等での騒音トラブルや、隣の部屋等に常識を超えたクレーマーがいる場合が結構あります。
重要説明事項に入ってますが、あまりひどい場合は、そこまでは書きません。
書くと売れなくなりますので。
9)機械式駐車場の有無、
機械式駐車場の維持管理は、古くなると非常に維持管理コストがかかります。
その分、管理費や修繕積立金に反映されますので注意してください。