社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

西東京市にある『MUFJパーク』の紹介

2024-05-29 17:54:07 | 公園

■2024年5月19日、日曜日、晴れ

西東京市にある『MUFJパーク』に行ってきました。

五日市街道沿い、武蔵野学院大学の横にあります。

自宅のある西武池袋線富士見台駅から、千川通り~青梅街道~五日市街道ルートで約30分(自転車で)。

最寄り駅は西武新宿線「西武柳沢駅」。

MUFG PARKは、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループが西東京市に保有する施設を公園として再整備し、一般に開放している施設です。

HP情報によると、MUFG PARKは1952年に「千代田銀行武蔵野運動場」として開場されたのち、同行の研修所が開設されるなど、現在まで、同行の大切な施設として活用されてきた。時代に応じて運動場内の施設構成は変化してきたが、開場当初からみどり環境を大切にし、長い年月をかけて貴重なみどり環境を守り、育んできた、とあります。

確かに緑豊かな空間です。

公園全体のデザインも、貴重な緑を残しながら、最低限の改修でスマートに施設が収まっています。
創り過ぎない感がいいです。新たに作ったライブラリーのデザインも風景に溶け込んだいいデザインです。
この公園には、5点満点の5点をあげたいです。

今後、この「MUFJ PARK」がきっかけとなり、資金に余裕のある企業が遊休施設を再整備し、地域に開放するような動きが広まっていくといいですね~。

【住所】
 〒202-0022 東京都西東京市柳沢 4-4-40

【開園時間】
 8:00~18:00
 ※7月1日~8月31日の期間中は8:00~20:00

【施設】

 図書館、テニスコート、グランド、芝生広場、バーベキュー広場、パークオフィス、MUFJクラブハウス

【テニスコート・グラウンド営業時間】
 9:00~17:00
  ※7月1日~8月31日の期間中は9:00~19:00

【まちライブラリー開館時間】
 10:00~17:30
  ※まちライブラリーは月曜日・火曜日は休館になります。一般社団法人まちライブラリーが運営する図書施設で、入館は無料。500円の会費を支払うと、Wi-Fi利用や本の貸し出しが可能になります。

【休園日】
 年末年始(12/29-1/3)

【管理運営主体】

株式会社石勝エクステリア(本社:東京都世田谷区)、三菱グループから受託

▼メインの芝生広場とライブラリー。芝生広場では子供たちがドッジボールを楽しんでました。

 

▼園内には大木がたくさんあります。

 

▼新入社員は毎年ここで記念植樹をしていたようです。

昭和39年入社社員記念植樹跡「八重桜」とプレートには書かれてましたが「八重桜」はどこに行ってしまったのでしょうか?園内のどこかに移植されたのでしょうか。ちょっと気になりました。

▼ライブラリー。多くの人がデッキで気持ち良さそうに、くつろいでました。

 

 

▼パークオフィス

▼園路

▼バーベキュー広場

 

▼グランドとその周りにつくられたランニングコース

 

 

▼園内にはキッチンカーも出ています

▼MUFJのクラブハウス

▼自転車のバッテリー充電器もあります

お近くの方は是非訪れてみてください。お薦めの公園です。

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新宿駅西口地下通路のブライトサインは「デザインがいい」とあらためて思った

2024-05-13 16:52:32 | デザイン

■2024年5月13日、月曜日

午前中、新宿西口の地下通路を通ったとき、「このブライトサインのデザインはいい」とあらためて思った。この淡いグリーンも何んともオシャレだ。

いいデザインは何十年経っても色あせないものだ。維持管理も行き届いている。

このデザイン、もしかして坂倉準三事務所?

ちなみにこのブライトサインの価格を調べてみたら、すべて同じ広告で埋めると2週間で890万円もする。これまたビックリ!!

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最近気になった新聞記事

2024-05-01 17:46:11 | 気になった記事

知らないことはいっぱいあるもんだ

① 無駄コンクリ(日経新聞2024年4月17日)

工事現場に運ばれたものの、使われずに廃棄処分に回る生コンクリート(=無駄コン)の量は

東京内だけでも、年間で1棟当たり100戸のマンションが17棟建つ。

この無駄コンが発生するのは建設側が見込みの必要量より大めに発注するためで

この対策が長年遅れており、この無駄コンの処理が問題になっている。

② 湾岸部開発緑化率50%(日経新聞2024年4月20日)

東京都は4月から臨海部副都心など湾岸部の新規開発時に求める緑化率を40%から50%に引き上げた。

事業者などが開発に際して容積率などの規制緩和を受けられる「都市開発諸制度」を活用する開発が対象となる。同制度は都が定める「再開発等促進区を定める地区計画」「高度利用地区」「特定街区」「総合設計」の4つの制度を指す。

有明などの臨海副都心、豊洲地区、晴海地区のうち「再開発用促進区」に指定している1,000㎡以上の敷地での開発に対し、緑化率50%の達成を求める。

が、緑化は質の問題がある。

③ 次世代太陽電池(日経MJ 2024年2月2日)

こんな太陽電池もあるのかという記事。

次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」

ガラス建材一体型の太陽光パネルに仕立て、戸建て住宅2階のベランダの手すりのガラスパネルとして設置。
パナソニックではfujisawaサスティナブルスマートタウンのモデルハウスで約1年の実証実験を23年8月からスタートさせている。

ペロブスカイト太陽電池の特徴は、印刷や塗布により形成でき、薄くて軽い。
建材ガラスに直接、太陽電池をインクジェット塗布することができるようだ。

太陽光パネル「UE Power」

ENEOSでは窓ガラス用に透明な太陽光パネル(UE Power)の実証を進める。
JR東日本やYKKAPとの協力で高輪ゲートウェイ駅構内に23年に設置。

同パネルは有機化学物質を塗布して形成する太陽電池を2枚のガラスの間に入れる。

 

新たな太陽電池の仕組みはよく理解できないがどんどん進化しているようだ。

無駄コンはかなり問題な気がする。

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