社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

川崎市役所の秘密の地下道

2009-07-29 21:19:32 | まち歩き(関東(東京以外))

川崎市役所には、市役所通りを挟んで、第1庁舎、第2庁舎、第3庁舎があります。



実は、あまり知られていませんが、この3庁舎を結ぶ地下道があるのです。
地下道は、特に職員のみの通路というわけでもなく、誰でも通れるようです。

両脇に、ショーウィンドウがあり、どこからかの寄贈品とか記念品とか飾ってあり、みることができます。


写真は、クリーンかわさき号のプレート。
市内のゴミを武蔵野南線をつかって臨海部に運んでいるための列車です。
鉄ちゃんには、喜ばれそうなものですが、こんなところに飾ってあるとは知られていないでしょう。


川崎市のお宝が秘蔵してある秘密の地下道なのです。
ぜひ立ち寄ってください。

どこにあるかというと・・・秘密の地下道なので自分で探してくださいね。

なかじぃ

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夢パークまつり2009

2009-07-27 23:56:09 | イベント

7月20日(祝)に夢パークまつり2009が開催されました。


川崎市子ども夢パークとは、私がボランティアで関わっている子どもの自由な居場所です。

もともとは、川崎市からの事業ということで関わりましたが、オープンしてからはボランティアで関わっています。

夢パークは、川崎市子ども権利条例を具現化する施設として2003年にオープンしました。
弊社としては、基本構想・計画、運営方針に関わりました。

毎年この時期に開催される夢パまつりは、周年を祝うもの。
今年で6周年です。

私は、計画段階から関わっているのでもう9年になります。
(現在は、子どもと遊んでいる程度ですけど・・・)

夢パークまつりでは、毎年“水遊び”をテーマに開催されます。
子どもたちが、どろだらけになって思いっきり遊びます。



今年は、なんと1,200名の来場数がありました(付き添いのおとな含む)
だいぶ、夢パークが市民に浸透してきた証拠です!

今年のオープニングセレモニーでは、私の体型を活かして、着ぐるみなしのプーさんの格好をしました。

これが、思ったより子どもたちにウケてしまい、大変なことになりました。
写真は、微妙なので公開できませんが・・・・。

川崎市子ども夢パークの詳しい情報は、以下のURLでみてください。

http://www.yumepark.net/

なかじぃ(←これ夢パークで使っているニックネームね)

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トライアスロン国際大会に向けて山下公園の海水浄化作戦

2009-07-21 21:08:45 | 気ままに
5年ぐらい前から、友人に誘われ
トライアスロンを始めた。
そして、時々レースにでている。

ただ、トライアスロンの大会は
あまり東京近辺で開催されないため
レースに出るとなると
エントリー費・交通費・宿泊費やらで何かと出費が嵩む。

今年、横浜開港150周年で
横浜でトライアスロン大会が開催されるというので、
とても楽しみにしていた。
山下公園の前がスイム会場となって
バイク、ランともにあの周辺を走れるわけだから
わくわくする。
(何といっても近いのでお金がかからないのが大きな魅力!!)

と、楽しみにしていたのだが、何のことはない。
『2009トライアスロン世界選手権横浜大会』ということで
市民トライアスリートはお呼びではなかったのである。

さて、ここからが本題。

水泳の会場となる山下公園前の海は
大雨が降ると、透明度が低下し
大腸菌が大量に増えるらしい。

そこで、横浜市では国際大会に向けて
水質浄化の実験をはじめるとのこと。
その方法は、
巨大なポリエステル性の布でコース周辺を覆い
周囲から汚れた水の流入を防ぎ
さらに、布に付着した貝類などが
水中のプランクトンを食べることで
水をきれいにする効果が期待できる?
という。

是非、この実験がうまくいって、
きれいな海で国際大会が開催されることを祈りたい。

そして、横浜市にはこれを機会に来年から
市民向けの大会をここで開催してもらいたい。
中田横浜市長よろしくお願いします。

■『2009トライアスロン世界選手権横浜大会』のHPは
http://www.jtu.or.jp/yokohama/index.html

※この写真は横浜ではありません。徳島県の日和佐です。レースを振り返るおじさんの写真です(渋いねー)。


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木賃リノベ

2009-07-20 10:10:52 | 都市開発

木賃リノベの完成見学会へ行ってきた。



もとは築40年を超える木造長屋。
それを耐震改修し足回りを補強して、よき昭和の時代を味わいながら現代風の生活ができるアパートに再生したんだという。


いただいた資料を読むと、この辺りは海苔の養殖が盛んな地だったらしく、高度成長期に徐々に埋め立てられていったとのこと。
海苔の養殖をするには、海苔を干すための大きな庭が必要だったとのことで、埋め立てが進むと、その庭に木賃アパートが建てられていったんだって。

そしてまた時が経ち、街の一部として生き続けてきた建物を現代にフィットしたかたちで残したいというオーナー矢野さんの意向で、コンバーションを含めたリノベーション物件を多く手がけるblue studioの大島さんの協力を得て、木賃アパートを再生するプチまちづくりが進められたというわけだ。

 

いかにも昭和っぽい佇まいを意識してつくられた門をくぐると、路地にそって外壁が黒く塗られた長屋が並ぶ。

 

聞けば、1棟の改修費は約450万円、うち耐震改修費が約120万円(全額耐震改修モデル事業で賄ったとのこと)。
耐震的には問題なさそうだ。
収支的にも、家賃が月8.5~8.8万円なので、単純計算では1年半で回収できる計算になる。

建物の中はというと、建具類はそれまでのものを最大限活かしてある。
パーツパーツは古いけど、壁が真っ白に塗り替えられているためか、アルミサッシに慣れてしまった今では、懐かしさの中に新しさを感じる。
トイレの建具には、木製の鍵が。すごーく懐かしい。
この鍵、かなり下の方についていたような気がする。以前は和式トイレだったってこともあるのだろうけど、人のサイズも小さかったんだろうなとふと思う。
室内建具は頭がぶつかるくらいサイズが小さく、おそらく天井もかなり低かったんだろう。
でも、天井をはがして梁むき出しの天井にすることで、部屋の広さは小さいけどかな~り広く感じられる。

 

 


キッチンは、今回竣工した4戸(2棟の長屋)のうち、2戸は傷みがそれほどでもなかったのでそれまでのキッチンのまま使ったらしいが、2戸は板を張って今風にしてある。
あまり自炊をしない人にはデスク代わりにもなりそう。

 

切り売りされてミニ戸建てに生まれ変わった風景よりも、正直落ち着く空間だ。
平成生まれの子どもらには理解できないだろうけど、僕ら世代にはまだなじみのある風景のはず。
東京でこんな暮らしをできるなんて、ある意味、憧れかもしれません。
今回が第2期の工事とのことだが、第1期の戸建て1戸、長屋3戸は満室で、30代までの入居者が占める。
機能重視、快適性を求める者が多いなか、冬は木製建具からすきま風が吹き込むであるだろうレトロな住宅に好んで住まう若者がいることがうれしい。

路地には、集合の郵便受けと掲示板、植物の棚、物置小屋の壁を取り払った語らいの場、そして、人が集まるところには水があるといわんばかりに井戸の手こぎポンプが鎮座する。

 

 

住み手のコミュニティを大事にしたつくりになっていて、これから始まる第3期工事では、1棟の木賃アパート再生とあわせて共用庭「はぐくむ庭」が整備されるとのこと。


たらいに浸された夏の味覚がよく似合います。


■大森ロッヂ
 京浜急行大森町駅から徒歩2分
 20~24㎡で8.5~8.8万円。
 詳しくは大森ロッヂのブログにて
■produced by blue studio

(oba)

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『奥多摩の山里歩き絵図』 目の付け所がいい!!

2009-07-16 14:06:49 | 気になった記事
■7月16日(木)

日経新聞朝刊東京・首都圏経済多摩トピックスの中で
<奥多摩の山里歩き絵図を刊行>
という記事がでていた。

山里歩き絵図は、
奥多摩町内の地図と歴史、宿泊施設などを
21の集落毎に紹介する全22巻からなる。
また、3年以内に全21集落を回った人には
奥多摩観光案内所で「完歩証」と「記念品」
がもらえる。

まあ、記念品等は別に貰えなくてもいいのだけれど、
以前、奥多摩の山に出かけた時(時々山登りに行くのだが)、
地図を見ていて、「おもしろい地名が多いなー」と思ったことを
思い出した。
それで、思わず「目の付け所がいい」と思ってしまったわけ。
ただ、中身を見ていないので何とも言えないのだが・・・。

【問い合わせ先】
奥多摩町観光産業課 0428-83-2295
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建築家「坂茂(ばんしげる)」さんはえらいのだ!!

2009-07-11 13:14:13 | 建築
■7月11日(土)

静岡のアルミサッシ会社「SUS(株)」が発行する
雑誌「ecoms」27号に坂茂さんのインタビュー記事が
掲載されていた。

この中で、坂さんがなぜ災害被災者のために世界を駆け回る建築家になったのかが書かれてました。

ちなみに、
コンテナでつくった「ノマディック美術館」
紙管でつくった「鷹取教会」
等は坂さんの作品です。
また、昨年は地震で大きな被害を受けた中国四川省に学校を建てました。

以下、「ecoms」のインタビュー記事の一部を抜粋したものです。
-------------------------------------------------------
<市民の役に立つ建築をつくりたい>
-------------------------------------------------------
海外で建築の勉強をして日本に帰り、日本では建築家が
あまり尊敬されていないのに気がつきました。
それに対して欧米では、建築家は医者や弁護士と同じように扱われます。

しかし、建築家の社会への貢献度は、医者や弁護士ほど高くないと思います。
被災地や災害地の医療に携わるお医者さんは多いですし、
人種差別や社会的弱者のために無償で活動する弁護士さんもいます。

それに対して建築家は、歴史的に見ても、
社会一般のためと言うよりは特権階級のために
仕事をしてきました。
王様や宗教団体、あるいは貴族。
このために数々のすばらしいモニュメントもできたわけなので
非難するつもりはありません。
自分にもそういった建築をつくってみたい気持があります。

しかし、一方で市民の役に立つ建築ができないかと
ずっと思っていました。

1986年から開発を進めている紙管を建築の構造材として使う、
いわゆる「紙の建築」が、組み立て・解体が用意で、災害時に有効である
と気がつきました。

そうした中、1994年ルワンダで紛争が起こり、200万人以上の難民がでる事態が勃発しました。たまたま、写真を目にしたのですが、雨期のため多くの難民が毛布にくるまって寒さで震えているのです。
国連から与えられたシェルターは粗末なもので暖をとれるようなものではありません。これではいくら医療活動をしても意味がないと思いました。
そこで、国連難民弁務官事務所のジュネーブ本部に行って、紙管のシェルターを提案し、コンサルタントとして雇ってもらい、本格的な紙管の開発が始まりました。

そして、翌年には阪神淡路大震災が起こり、鷹取教会の神父との出会いなどを通していろいろな活動をするようになります。
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農作物を自産自消ができる社会

2009-07-10 15:58:37 | 制度・しくみ
■7月10日(金)



地産地消ではないです。
「自産自消」です。

自分で農作物を育て、食べることを最近「自産自消」と
言います。
誰が言い出したか知りませんが
「うまい!!座布団3枚のネーミング」です。

東京都内、横浜・川崎市内でも
後継者不足等により、耕作放棄の田畑が
増加しています。
また、生産緑地といっても
ほとんどアリバイ工作的に農業をしているだけの土地も多いです。

しかし、農家の方は自分の畑や田んぼを
人に使わせたくないと思う人が多いのと
農地法で、農地の耕作者はその所有者でなければならないことから
一般の人は、簡単に農作物を作れません。

こういう農地が
いい形で市民に利用され
気軽に市民が農業を楽しめるような社会ができれば
どんなにすばらしいかと
思うのですが・・・。
あとは発想を変えて、あまり利用されない公園は
畑にしてしまうという手もある。
(土はどこからか運んでくればいいのでは)

以前仕事で、援農ボランティア関係の仕事をした際、
農家の方に指導してもらいながらつくった野菜を、
何回か分けてもらったのですが、
その野菜の味が忘れられません。
とりたての野菜は
本当にみずみずしくて美味しいのです。
生でバリバリいけます。
感動ものでした。

八百屋やスーパーで購入する野菜は、
たぶん新鮮に見えても、
店頭に並ぶまでには2・3日経っているのではないでしょうか。
(間違っていたらすみません)

なんだか話がまとまらなくなってきましたが、
市民に農地を解放し、食糧自給率を上げよう!!
農業がもっと儲かる社会をつくろう!!
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UR賃貸住宅の中吊り広告がおもしろい

2009-07-09 15:11:51 | 気ままに
■7月9日 その2

火曜日、川崎から京浜急行に乗ったら、
おもしろい「中吊り広告」を発見。

曳舟の再開発で供給された
UR賃貸住宅「イーストコア曳舟二番館」の広告である。

『ヒキフネに乗らないか』というコピーで
再開発ビルが船の上に乗っている。
個人的にうけました。
暇な方、以下のURLを覗いてみてください。
http://www.ur-net.go.jp/hikifune/
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東京で『カラス』がまた増えてきた

2009-07-09 13:28:23 | 気になった記事
■7月9日(木)

先月、自宅マンションのツバメの巣が
カラスに襲われ、ヒナが食べられてしまった。

そして、今週の月曜には、同じマンションのベランダで
小鳥が2羽のカラスに襲われ、
管理人さんがかけつけたが間に合わず、
小鳥は死んでしまった。
(居住者はカラスが恐くてわざわざ管理人さんを呼んだらしい)
という話を妻から聞かされた。

と思ったら、昨日(7月8日)の日経新聞朝刊に「カラス復活」
という記事が出ていた。

2001年以降、都内のカラスの生息数はいったん減少したが
2006年度を底に増加に転じたということである。
原因はカラスの罠が老朽化し、
撤去してしまい、罠が半数に減ったためらしい。

2006年度の生息数は1万6000羽で、
2008年度の生息数は2万1200羽だそうで、
23区では生息数が減っているが、
神奈川県との県境に近い多摩地域での増加が目立つとのこと。

それはそれとして、
カラスの生息数はどうやってカウントするんだろうか?
捕獲したカラスはどうなるんだろうか?
という疑問が残った。
コメント (2)
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都道路保全公社が都内14駐車場に充電器を設置

2009-07-08 11:13:11 | 気になった記事
■6月23日(火) 日経新聞朝刊記事

東京都の外郭団体「都道路整備保全公社」は、
7月1日、23区内にある14ヶ所の駐車場に
電気自動車の充電器を設置する。

→そうかー、そんなに電気自動車走っているのか?
 知らなかったー。

10km四方に1台の割合で配備、都心で
電池切れの心配なく走行できる環境を整える。
駐車場内での充電器は無料で開放し、駐車中に
充電できる。

→駐車料金はとるが充電はただ?いいねー

三菱自動車の「i-MiEV(アイミーブ)の場合、
200ボルトで7時間、100ボルトで14時間で
充電が完了し約160KM走行できる。

→200ボルト×7時間の充電料金はどのくらい?
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首都圏1都3件で待機児童が1万人超えた

2009-07-08 10:56:29 | 気になった記事
■6月27日(土)日経新聞朝刊の記事

景気悪化で共働き世帯が増え、首都圏1都3県で保育所に入れない待機児童が4月1日時点で1年前より45%増え、1万人を超えたことを伝えている。

ちなみに、夫の収入が低いほど妻の就業率が上がる傾向は、
「ダグラス・有沢の法則」
と呼ばれているそうです。

シラナカッター。

でも、これって、当たり前じゃないの?
名前が付くほどの法則でもないような気がするのだが・・・。
「ダグラスさんと有沢さん」すみません。
それとも一人の名前?
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