■2023年5月23日、火曜日、雨
友人からのLINEで「ヘザウィック・スタジオ展」がいいらしい、というので早速行ってきた。
六本木ヒルズには基本用事がないので、中に入るのはこの日が3度目。
ヘザウィックさんについては、ニューヨークのハドソン川にできた公園・リトルアイランドの設計者であること以外何も知らず。
そんなわけで、ヘザウィックさんはランドスケープアーキテクトだと思いこんでました。
森美術館に行ってはじめて、ヘザウィック・スタジオが、世界が注目するデザイン集団であることを知った次第!!
そして、森ビルが手掛ける麻布台ヒルズの低層部のデザインを担当している事務所だということも。
で、森美術館でヘザウィック・スタジオ展を開催してるわけか。
会場にあるのは、基本的に模型とプロジェクトの解説ビデオですが、その中でヘザウィックさん自身が自分の建築に対する思い等をプレゼンしているものがありました。とても分かりやすく、かつ共感できる。その考え方をきちんと建物に落とし込んでいる気がする。
デザインもユニークでおもしろい。
ちょっと奇抜な部分もあるが、これは嗜好の問題なので仕方がない。ろくろを回して作るような壺的な形状が好きなようだ。
「ヘザウィック・スタジオ」の作品は建築雑誌「a+u」に特集号があります。
▽ハドソン川のリトルアイランド(ニューヨーク)。pierからの発想だ。
▽ハドソンヤードのランドマークとなっている「ヴェッセル」(ニューヨーク)。あ~、これもヘザウィックだったのか、って感じ。この発想はすごい!!
▽グーグルの本部?だったかな
▽アフリカ現代美術館(ケープタウン)。トウロモコシの巨大なサイロを上手にかつ大胆にいかしている。
▽シンガポールの理工系大学。プレゼンビデオで本人が多様な交流の生まれる大学づくりを目指したと言っています。
○○蒸留所
麻布台ヒルズ
▽麻布台ヒルズの低層部の計画をヘザウィック・スタジオが担当
それと、ヘザウィックさんとは関係ないが、森美術館52階からの眺めは最高だった。
自分の知っている建物を一つひとつ確認したり、いろいろな発見がある。
たぶん2・3時間は十分楽しめる。
みなさんも時間があったら「ヘザウィック・スタジオ展」と52階からの眺望を楽しんできてください。
当日は地図をお忘れなく!!
▽溜池山王・虎ノ門・神谷町方面(以下時計回り/一部ズーム)
▽赤い屋根は東洋英和
▽真ん中が一ノ橋ジャンクション
▽ヒルズのレジデンシャルタワー
▽内井昭蔵さん設計の元麻布ヒルズ
▽広尾ガーデンヒルズ
約6.6ha、建設年度は昭和57から61年、4~14階建て、全15棟1228戸。
日赤病院跡地に建ったわけだが旧日赤病院は広かったんだね~。残念ながら昔の日赤は知らない。
こうやって見ると、超高級マンション「広尾ガーデンヒルズ」もただの団地だ。
が1億円/戸(実際は1億円以上)とすると、ヒルズ全体で最低でも1228億円か。
▽渋谷方面
▽都営青山霊園方面
この墓地の広さは26ha。明治7年開設。もとは美濃郡上藩(現在の岐阜県郡上市)の藩主・青山家の下屋敷。
▽東京ミッドタウン方面
ヒルズを出て、霞町交差点~広尾~恵比寿駅まで歩いた。
▽広尾の商店街を抜けて恵比寿方面に向かったら渋谷川があった。
▽恵比寿2丁目。このあたりを歩くのは初めて。多少店舗はあるが基本住宅街。ゆるやかな坂の感じがいい。
▽「エビスネオン」、なんかいい響きだ。残念ながらピンボケだった。
▽この外壁はすごい!!このマンションは現役です。
▽恵比寿駅前にはベンチがたくさん置かれていた。ほかの駅も見習ってほしい。