社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

B級グルメのまちづくり

2008-11-24 23:53:14 | まち歩き(関東(東京以外))

今日は「いい(11)西(24)川口の日」。・・・らしい。
ということで、埼玉B級ご当地グルメ王決定戦in西川口が、西川口駅西口の中央通り商店街で行われるとのことで行ってきた。
このグルメ王決定戦は、今回が3回目。1回目が行田、2回目が大宮、そして3回目が西川口。
なぜ西川口で?というと・・・一昔前の西川口は言わずと知れた性風俗の街。しかし、警察の主導で違法な性風俗店の一斉摘発が行われた結果、今は空きビルが連続した人通りも少ない街になり、商店街を活気づけるため、B級グルメのまちづくりが進められてきた。とのこと。
その一環として、このイベントが誘致されたのだろう。

11時半過ぎに会場に行ったのだが(イベントは11時開始)、もう商店街の入り口から長蛇の列が・・・。


どんなイベントかというと、埼玉県内のB級グルメが21出展され、どれも100~200円という手頃な値段で食べられ、購入ごとに「こはぜ(足袋の金具:行田産)」を受け取り、気に入ったグルメにその「こはぜ」を投票するというもの。

【第3回にノミネートした21のB級グルメ】
1)太麺ソース焼きそば(川越市)
2)みそポテト(秩父市)
3)豆腐ラーメン(さいたま市)・・・第2回グルメ王《サークルKサンクスで期間限定で商品化されている》
4)煮ぼうとう(深谷市)・・・第1回グルメ王
5)ゼリーフライ(行田市)・・・《サークルKサンクスで期間限定で商品化されている》
6)こうのすコロッケカレー丼(鴻巣市)
7)みやしろ餃子(宮代町)
8)かわじま呉汁(川島町)
9)高麗鍋(日高市)
10)おやじ焼きスパ(蓮田市)
11)こしがや鴨ネギ鍋(越谷市)
12)いがまんじゅう(羽生市)
13)やきとり(東松山市)
14)そばコロッケ(北本市)
15)とまとルンルン揚げ餃子(北本市)
16)べに花まんじゅう(桶川市)
17)にんじんうどん(新座市)
18)ソース焼きうどん(鳩ヶ谷市)
19)のらぼう菜練り込みうどん(小川町)
20)和楽備茶漬け(蕨市)
21)キューポラ定食(川口市)

とりあえず、大混雑の中、食べたのは次の4品。


10)おやじ焼きスパ(蓮田市)-200円・・・よくあるB級グルメ。小学校のおやじの会が開発したとのこと。味もしっかりしていて食べやすい。


14)そばコロッケ(北本市)-100円・・・そばを衣で包んで揚げたコロッケ。ボリュームあり、揚げたてはかなり○。でも、どうやってそばを丸めたのだろうか?


17)にんじんうどん(新座市)-200円・・・にんじんが練り混んであるうどんを豆乳入りのホワイトソースでからめたもの。うどんなのかパスタなのか微妙な食べ物だが、ソースがおいしい。


21)キューポラ定食(川口市)-200円・・・地元のものを食べねば、と思い並んだ。ひじきごはんを油揚げで包んだ「鉄骨いなり(鋳物と鉄分の多いひじきをかけたらしい)」とちょっと辛目のすいとん「雷すいとん」。可もなく不可もなくといったところか。
(すいとんはカップ一杯によそわれていたのですが、写真を取り忘れたのでかなり減っています。。。)

食べ終わると、雨が落ちてきたので、急いで投票する。
これが「こはぜ」。


地元票として、地元開催とのことで即席開発したB級グルメらしい「キューポラ定食」に、根付いてくれるとうれしいという思いを込めて甘めに投票してしまった。
・・・そんな人が多かったみたいです。
結果はコチラ

すごく賑わっていたが、混雑しすぎていたせいか、帰りに駅へ向かう人からは不満の声もちらほら。
一過性のイベントに終わらせず、これをきっかけに、息長く西川口のB級グルメのまちづくりが進むといいなと思う。
(oba)

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かわさきのガラス

2008-11-02 23:31:40 | 気ままに
川崎で「かわさき市民祭り」が開催中!
川崎競輪場周辺のメイン会場では、いろんな出店が軒を連ね、歩くのも大変なくらいの人出でにぎわっている(11/1~11/3の3日間開催)。

メイン会場から少し離れた「サンピアン川崎(川崎市立労働会館)」では、かわさきのガラス【かわさきガラス祭り】が開催されている。


チラシはこちら

どうして、川崎でガラス祭りなの?と思われるかもしれないが、川崎には、1981年に日本で初めてのガラス工芸総合教育機関として設立された東京ガラス工芸研究所があるほか、多くのガラス工房が立地しており、ガラスを地域資源とした取り組みが進められているのです。
今回の【かわさきガラス祭り】では、一昨年、かわさきオリジナルのガラス作品を募集して開催された “オリジナルガラスコンペ”に出展された作品が展示されている。
多摩川梨をモチーフにした作品や臨海部の工場から出る煙をイメージした作品、毎年7月に川崎大師で行われている風鈴市にちなんだガラス製の風鈴などが並んでいる。



また、明日3日には、ガラス工芸作家による体験教室として、クリスマスシーズンを前にサンタをかたどったステンドグラス・オーナメントを実際につくってみるイベントが行われる予定(飛び入り参加OK、参加費1,000円)。

ちなみに、メイン会場の東京ガラス工芸研究所のブースでは、川崎のいろんなキャラクターをガラスに刻んだペーパーウェイトが販売されています。




ご興味がある方は、ぜひ足を運んでみては。

【川崎のガラスに関する情報はコチラ】
かわさきガラスWORLD

(oba)
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