百間町で見つけた料亭「二蝶」。
昭和21年創業だそうです。
HPによると、高松は戦前、二百余名の芸妓衆が活躍する「さぬき芸どころ」と言われ、
二蝶という名前は、往時の芸妓『二蝶』の名を受け継いだそうです。
ちょっと板塀が傷んでいますが、こんな料亭で遊んでみたいものです。
▼百間町にあった料亭「二蝶」
▼栗林公園近くにある百十四(ひゃくじゅうし)銀行本店。1966年竣工。
設計は日建設計。施工は竹中工務店。
設計者の薬袋公明(1926-2007)。初めて聞く名前です。みない、またはみなえと読むらしい。
当時、日建設計(当時の社名は日建設計工務)大阪本社の設計監理チームを率いるリーダー。
百十四ビルはその代表作だそうです。
前日、羽田空港では肝を冷やしました。
空港で発着の掲示板を見ると、高松空港が濃霧のため視界が悪い時は
東京まで引き返す可能性もあるという表示が・・・・。
今回の高松訪問は、高松市内で60人程度が参加する研修会を開催することであったため
引き返した場合、どうやって10時30分までに高松にたどり着くか?
いろいろ調べた結果、朝一番の新幹線でいけば、なんとか高松市内にたどり着くことがわかり少し安心。
まあ、考えてもどうにもならないので、ワンカップを買って飛行機に乗り込みました。
結果、無事着陸することができました~~。
話を聞くと、高松空港は霧が出やすく、特に今年は暖冬で霧がでる回数が多いそうです。
夜8時過ぎに高松駅近くのホテルにチェックイン。
これはいいホテル(=JRクレメントホテル高松)だ、と思ってフロントに行ったところ、
皆さまのホテルは、ここではなく、うしろにあるホテル(JRクレメントイン高松)だと言われガッカリ。
高松駅周辺はあまりお店がなさそうだったので、
瓦町駅周辺をブラブラし、たぬき横丁のうどん屋居酒屋のようなお店に入った。
うどんは美味しかったが感動するほどの味ではなかった。
酒の肴が天ぷらしかなかったが、こちらは新鮮でおいしかった。
ここでの発見は地酒の「重国」(しげくに)に出会えたこと。
これは好みの味だった。
お客が少なかったので、2時間ほどお店のご主人とほぼ差しで飲んでいた。
毎日、4~5号飲んでいるらしい。飲み過ぎだ。
ご主人の話を聞いて、早く高知県に行きたいと思った。
香川は旨いものがないが、高知県は旨いものだらけだという。
魚、果物、酒、とにかく何でも旨いらしい。
▼琴電瓦町駅近くのたぬき横丁
▼琴電
▼繁華街は賑わっていた。高松の夜は元気だ。
今日も、「社会空間研究所 建築・まちづくり通信」に来てくれてありがとうございます。
まだ、足をを踏み入れたことがない、高知県への思いがつのります。
高知県はもうすぐ小夏の収穫です。
今年も地元農家に注文する予定です。