社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

バスタ全国展開、名古屋久屋大通公園民間活力導入による再整備ほか

2020-02-23 18:05:06 | 気になった記事

【その1】

名古屋テレビ塔はリニューアル工事に合わせ、民間活力の導入により

シンボル性を強化した発信力のある公園づくりを進める。

名古屋出張の際、仕事の前に久屋大通公園に行ってみたが、公園全体で大規模な工事が進められていた。

/

▼公園に向かう途中にあった「長者町横丁」の地下道の出入口のデザイン。

う~ん、遊んでいるな~!!

場所によっては面白いと思うが、この場所には合わない気がする。

個人的見解。

【その2】

新宿区は単身高齢者を受け入れた民間賃貸住宅を対象に、入居者死亡事故保険を補助する。いつ、自分もこういう立場に追い込まれるかわからないので、セーフティネットのひとつとしてあるとうれしい。

【その3】

国交省はバスタ新宿の利用が予想を超えているため、

バスターミナルの法的な位置づけを明確にし、各主要駅でも整備できるようにする。

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日本のオリーブ栽培の歴史 新宿御苑~神戸~小豆島へ

2020-02-13 19:37:34 | 気になった記事

■2020年2月3日、日経新聞

・今から約140年前、明治開港で国際都市に発展した神戸に日本初の国営オリーブ園がつくられた。

・殖産興業を目指す明治政府が新しい輸出産業を興そうとして、内藤新宿試験場(現新宿御苑)で3000点もの海外産動植物の飼育・栽培を試みた。

・しかし、暖地植物はうまくいかなかった。

・そこで神戸が選ばれ、3000坪の園をつくり、オリーブやゴムノキなど6種類の苗木を植えた。

・オリーブはそこで実がなり、栽培の中心となる。

・1882年には日本初のオリーブオイルと塩蔵品の生産に成功。

・その質の良さはフランス人もビックリ。

・しかし、西南戦争で財政難となった政府はオリーブ園を売却。

・神戸オリーブ園の閉園後、政府は次の試験地のひとつとして小豆島を選んだ。

・そこで搾油を指導したのが、かつて神戸園の園長だった人物で、こうして神戸の技術は小豆島につながった。

というお話でした。

今日も「社会空間研究所 建築・まちづくり通信」に来てくれたありがとうございます。

なぜ小豆島がオリーブの島になったのか、納得できました。

神戸大学名誉教授の中西テツ先生、貴重なお話ありがとうございました。

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高松市 その2

2020-02-05 16:14:20 | まち歩き(中国・四国・九州)

百間町で見つけた料亭「二蝶」。

昭和21年創業だそうです。

https://www.2chou.jp/

HPによると、高松は戦前、二百余名の芸妓衆が活躍する「さぬき芸どころ」と言われ、

二蝶という名前は、往時の芸妓『二蝶』の名を受け継いだそうです。

ちょっと板塀が傷んでいますが、こんな料亭で遊んでみたいものです。

▼百間町にあった料亭「二蝶」

▼栗林公園近くにある百十四(ひゃくじゅうし)銀行本店。1966年竣工。

設計は日建設計。施工は竹中工務店。

設計者の薬袋公明(1926-2007)。初めて聞く名前です。みない、またはみなえと読むらしい。

当時、日建設計(当時の社名は日建設計工務)大阪本社の設計監理チームを率いるリーダー。

百十四ビルはその代表作だそうです。

前日、羽田空港では肝を冷やしました。

空港で発着の掲示板を見ると、高松空港が濃霧のため視界が悪い時は

東京まで引き返す可能性もあるという表示が・・・・。

今回の高松訪問は、高松市内で60人程度が参加する研修会を開催することであったため

引き返した場合、どうやって10時30分までに高松にたどり着くか?

いろいろ調べた結果、朝一番の新幹線でいけば、なんとか高松市内にたどり着くことがわかり少し安心。

まあ、考えてもどうにもならないので、ワンカップを買って飛行機に乗り込みました。

結果、無事着陸することができました~~。

話を聞くと、高松空港は霧が出やすく、特に今年は暖冬で霧がでる回数が多いそうです。

夜8時過ぎに高松駅近くのホテルにチェックイン。

これはいいホテル(=JRクレメントホテル高松)だ、と思ってフロントに行ったところ、

皆さまのホテルは、ここではなく、うしろにあるホテル(JRクレメントイン高松)だと言われガッカリ。

高松駅周辺はあまりお店がなさそうだったので、

瓦町駅周辺をブラブラし、たぬき横丁のうどん屋居酒屋のようなお店に入った。

うどんは美味しかったが感動するほどの味ではなかった。

酒の肴が天ぷらしかなかったが、こちらは新鮮でおいしかった。

ここでの発見は地酒の「重国」(しげくに)に出会えたこと。

これは好みの味だった。

お客が少なかったので、2時間ほどお店のご主人とほぼ差しで飲んでいた。

毎日、4~5号飲んでいるらしい。飲み過ぎだ。

ご主人の話を聞いて、早く高知県に行きたいと思った。

香川は旨いものがないが、高知県は旨いものだらけだという。

魚、果物、酒、とにかく何でも旨いらしい。

▼琴電瓦町駅近くのたぬき横丁

▼琴電

▼繁華街は賑わっていた。高松の夜は元気だ。

今日も、「社会空間研究所 建築・まちづくり通信」に来てくれてありがとうございます。

まだ、足をを踏み入れたことがない、高知県への思いがつのります。

高知県はもうすぐ小夏の収穫です。

今年も地元農家に注文する予定です。

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高松市内を駆け足で観光しました

2020-02-03 16:23:43 | まち歩き(中国・四国・九州)

2020年1月24日、金曜日、くもり、高松市

仕事が始まる前に、高松市内をタクシーでプチ観光しました(車で流しました?)。

観光時間1時間30分。

タクシーを降りて観たのは、栗林公園と香川県庁。

タクシーの運転手さんにいろいろお話を伺いながら走りましたが

宇高航路の運航休止(2019年12月)の話がなんとなく耳に残りました。

宇高航路は岡山県の宇野港と香川県の高松港を結ぶフェリー航路。

109年にわたり運航されてきた宇野~高松航路が、その歴史にいったん幕を閉じることになった。

宇高航路については、続きがあって、この日、午後にお会いした島根出身のM弁護士から、

紫雲丸事故のお話を聞きました。

1955年日本国有鉄道(国鉄)の宇高連絡船「紫雲丸」が濃霧で衝突事故を起こし、

島根の修学旅行の小学生が大勢が犠牲になったとのことでした。

島根の小学生の修学旅行の定番は、岡山後楽園、高松、金毘羅だそうです。

ちなみに、わたしの高校の修学旅行(茨城)は姫路、岡山、高松、金毘羅、京都でした。

▼栗林公園

この公園は素晴らしい公園でした。特に借景の紫雲山がきいています。

1/3ぐらいを急ぎ足で廻っても30分ほどかかってしまいました。

▼高松と金毘羅を結ぶ琴電です。

▼観光通りという名称が気になりました。

▼丹下健三設計の体育館。壊す予定だったが保存することになったとか。

▼丹下健三設計の香川県庁。最近、改修が終わりました。

▼これは、たぶん「イサム・ノグチ」の作品。

イサムノグチは丹下健三と結構コラボしていました。

▼香川県庁1階ロビーの壁面がよかった。とても力強い。

この壁画があってこの建物が生きてくる。

やっぱりアートの力はすごい。

画家・猪熊弦一郎の陶板壁画「和・敬・清・寂」

▼高松城址公園「三藻公園」。三藻とは?

▼気になったぶどう餅

▼買ってみました。初めての食感。

▼この「あっさりラーメンのまとや」が気になって、2時過ぎに行ったのですが

残念ながら閉まっていました。

まだ、高松まち歩きは途中ですが今日はここまでです。

続きは次回。

それにしても、紫雲丸事故はとても痛ましい事故でしたね。

今日も、「社会空間研究所 建築・まちづくり通信」に来てくれてありがとうございます。

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