海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

浦東のテレビ塔

2024-12-04 | 写真日記

浦東空港から近いテレビ塔 (GFX50SII+MD Zoom Rokkor35-70mm f3.5 35mmで撮影)

 

 

浦東空港から近いテレビ塔 (Hasselbladと提携した中国スマホで元アシスタントが撮影)

 

12月1日の夜に羽田から上海浦東空港に到着。翌2日に元アシスタントのスタジオに行く前に、私の好きな浦東のテレビ塔で一発。この付近、以前と変化なく農民が畑仕事を。二枚目の画像は日本の埴輪の後ろ姿ではなく、元アシスタントが撮影した私とテレビ塔。

この日は元アシスタントの自宅で、内モンゴルの草原で放牧し育った牛肉とラム肉をいただいた。ラムは一頭丸ごと冷凍で上海に届いたと聞き、ガビーン。その肉を冷凍庫の入れる為に、バラしたのは彼だ。日本だったら絶対に有り得ない話。

私がスタジオマンだった1970年代後半の話だが、とある超有名な役者の撮影現場にポルシェ911で乗りつけたオッサンが来た。何だか業界の雰囲気ではない人だったが、後で聞くと撮影中の役者のロケ現場に牛一頭の肉を差し入れした肉屋だった。そのオッサンの車の中には、現ナマが数百万円常時入れてあるので、20分ほど車の前で見張っておいてくれと言われたと後輩から聞いてガビーン。

☆本日の昼便で四川省の成都へ。

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夜上海は空が明る過ぎる

2024-12-02 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

老西門近く

 

老西門近く

 

復興路

 

過去のRAW画像を再現像

前世紀の上海旧城内は、街灯も少なく夜歩くと足元さえ見えづらいほどだった。今世紀に入ってから夜の上海を撮っていたのは、上海がイケイケドンドンの時代。この頃から街の照明がLEDに変わり始めた頃だったので、その照明で空が明る過ぎて、夜に写真を撮っても夜に見えないという悩みがあったが、それが時代というもの。

☆12月1日の夜に上海到着。その後、成都へ。ブログが更新出来るかどうかは、わからない。

 

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上海旧城内の電線

2024-11-30 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

上海旧城内の電線

 

過去の画像を再現像

蜘蛛巣のような電線は、ケーブルTVやネットの線も含まれているからだろうが、電柱を支えているのはこの電線かもしれないと思ってしまった。現在の上海は、電信柱を廃止し地下に埋設されている場所が多いので、もうこんな風景を見る事もない。

この頃はCanonの一眼レフを使っていた頃で、古いCanon FDレンズに補正レンズ付きアダプター経由で使っていて、絞りは開放で撮影。メインレンズはFD 50mm f1.4で次にFD35mm f2とFD85mm f1.8の3本。

 

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ミノルタMD Zoom 35-70mm f3.5Ⅲ型とGFX50SII

2024-11-28 | GFX+オールドレンズ

MD Zoom 35-70mmf 3.5Ⅲ型とGFX50SII

 

MD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型の35mm側 f22 ピント♾️の場合だが最短撮影距離ではケラレが増す(GFXの44x33フォーマットで)

 

 

MD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型の焦点距離約42mmくらい ピント♾️の場合 (GFXの44x33フォーマットで)

 

 

GFX50SII+MD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型 f3.5開放 65x24フォーマット町田駅で

 

 

GFX50SII+MD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型 f4  1X1

 

 

MD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型70mm マクロで最短撮影距離1:4  f8で撮影

 

 

MD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型70mm マクロで最短撮影距離1:4  f3.5で撮影

 

来月の成都行きはロケハンと打ち合わせようなものなので、なるべく機材を減らしたくフットワークの良い旅にしたい。という事で、以前から気になっていたMD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型をネットで5700円で購入。届いたレンズはレンズもクリアーで軽く小さいのでGFXに付けても取り回し良くバランスがとても良い。数日間このMD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型をテストしたが、1x1フォーマットで開放のf3.5から使えるほどとても良い描写に驚く。ただ、GFXの44x33フォーマットでワイド側の35mmでは相当のケラレが発生するが、ズームリングを42mmほどにすると、44x33フォーマットでケラレも発生せず良い描写をしてくれる。私のGFXの使い方は、65x24と1x1(33x33mm)がメインフォーマットなので全く問題なし。それと、このMD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型には70mm側のみマクロ機能があり、開放からシャープな描写にちょっとびっくり。このレンズは、1983年に販売が始まり7群8枚で球面レンズのみで設計されているのが凄い。

このMD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型の良いところは、小型軽量でフィルター径は55mm。開放絞りでも結構シャープな描写をしてくれる。それと、焦点距離70mmでのみ使えるマクロモードの描写が素晴らしい。ただ、マクロモードを使わない場合は、最短撮影距離が80cmと少し長いが、35mmフルサイズセンサー24x36で使うのであれば、気軽に使える便利なズームレンズといえる。35mm側では樽型のディストーションが気になるが、PSで補正可能は範囲なので問題なし。大事な事は、35mmカメラ用のオールドレンズをGFXで使う場合のワイド系は相当無理して使っているので、絞りを絞るかある程度無視しなければならない事は知っておいた方がイイね。まぁ、素直に純正のGF35-70mm f4.5-5.6を使えば何も制約がないのだけれど、私にとってはf値が少し暗いのとシャープ過ぎる。

過去私はミノルタのカメラを使った事がないのと、1970年代後半にスタジオマンだった頃にミノルタのカメラで撮影しているプロカメラマンを見た事がなかった。そんな事もあり、Rokkorレンズの描写を知らなかったのだ。ミノルタの一眼レフ用ロッコールレンズの描写を知ったのは、ミラーレスカメラに変えてからの事。その後、ミノルタのレンズ描写に惚れて、24mmからズームの75-150mmまで様々のロッコールをテストした後に、ライカの次に好きな描写のレンズになってしまった。

☆今回の成都行きは、このMD Zoom35-70mm f3.5Ⅲ型とMD Zoom 75-150mm f4、他に50mmの明るいレンズと28mmのみで行こうと思っている。

☆町田駅近くで懐かしい匂いがしてきたので、その方向へ行くと麻辣湯専門店の七宝が。この店は、ライチタイムを過ぎても長蛇の列で、全員が若い女性のみ。私達ジジイ二人も並んで入ったが、店内も客は女性のみ。味は日本風にアレンジしてあるので、本場の味とは言えないけどね。来月この麻辣湯の本場の成都へ行くので、ちょっと楽しみ。

 

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自転車をボケ表現

2024-11-26 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

2011年に撮影の自転車

 

過去の画像から

13年前に上海で撮影した自転車をRAWから再現像。この頃は、古いレンズであえてボケ表現のテストをしていた頃。こんな時、前ボケにするか後ボケにするか、どのくらいピントを外すかで見え方がまったく違う。また、レンズの種類によってもボケはまったく違うが、あえて素直なボケより暴れるボケの方が面白かったりする。

この頃に使っていたレンズは、CanonFD 50mm f1.4がメインで、補正レンズ付きアダプターを使いEOSで撮影していた。

 

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