海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

スマホしか見えないパンダ基地

2024-12-15 | 写真日記

この中でデジカメを使っている人は3人のみ

 

 

SONYα7系+超望遠ズームレンズ

 

 

私の右は地元のTVカメラマンでSONYα7S+FE24-70mm f2.8がスタンダード

 

 

デカイディスプレイ用ライカA型?

 

 

ディスプレイ用ライカI型(雑に撮ったら後ピンに)

 

 

前回の成都パンダ基地の続き

 

成都のパンダ基地の中で、デジカメを持っている人を見るのは稀。もう一般の人にとっては、デジカメは必要なくスマホで十分という事がよく分かる。まぁ、これは世界的な流れというのはわかっているが、近くで撮れないパンダを写すのも望遠レンズを使わずデジタルズーム機能を使っているようだ。2枚目の画像は、SONYα7R系と超望遠ズームを一脚に乗せパンダの動きを追っている人だが、絶滅危惧種のような光景に見える。

パンダ基地から成都市内へ戻りチベット系のカフェで、私の追っかけ取材をしたTVカメラマンと話をした。彼はTVカメラマンなので、使っているカメラはSONYα7S系とFE24-70mm f2.8がメインレンズで、この組み合わせは最高の機材と絶賛していた。そして、リュックタイプカメラバックの中には、このSONYとドローン付きカメラが入っていて、これだけでほとんどのニュース素材が撮れるのでとても楽だと言っていた。

最後はライツ社が製造した、デカ過ぎるライカA型を上海で見せてもらった。友人の中古カメラ屋が言うには、当時販売代理店の一部向けにごく少数製造した物だそうだ。もちろん撮影は出来ないが、ブラックペイントはライカそのもの。半世紀以上カメラに関わっているが、時代は大きく変わってしまったと思わざるをえない。

☆私がフジのデジカメを使っているのを見て、現地の人達が私もフジフィルムのデジカメを使ってますと言ったのは全員が女性だった。

 

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成都のパンダ基地へ

2024-12-13 | 写真日記

パンダ基地で一番最初に会ったパンダ

 

平日でも人多い

 

外国人はパスポートが必要

 

周囲はパンダの餌のササが

 

パンダの子供(寝てる)

 

寝てる

 

寝てる

 

食事中

 

食事中

 

パンダと麻雀(土産物の前)

 

今回のロケハンで、成都に行って外せないのがパンダを見る事。四川省には4ヶ所のパンダ基地があり、成都市内から一番近いパンダ基地へは道が空いていれば車で40分くらいで行ける。駐車場に車を停めて外に出ると、パンダ商品を売る人達に囲まれ、最初に出会ったパンダはトップの画像のオッサン。

10時過ぎに園内に入ると長蛇の列で、外国人はパスポート確認が必要だが客のほとんどは中国人。最初に会えたホンマモンのパンダは子供だったが、食後の就寝中。大人のパンダもほとんどが眠っていた。広すぎる園内は電動カートが走っていて、これを利用しないと次の場所にいけないので、駆け足で園内を駆け抜けたって感じかな。寝ていないパンダを見れるかどうかhが運次第かもね。

 

 

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四川料理の辛い鍋と辛くない鍋

2024-12-10 | 写真日記

地元の人しか行かない辛い鍋屋

 

 

成都の地元の人しか行かない辛くない鍋

 

 

ピーナツの芽

 

 

辛くない八宝菜

 

 

四川料理がすべて辛いわけではない事を思い知った。昔の四川省成都では、辛くないのが定番だったようだ。四川料理=辛いは、半分嘘だと言っても良い。と言っても、ほんの少しだけ辛いという料理もあるし様々。二日続けて辛い料理を食べ続けたので、3日目は地元民しか知らない本来の成都料理屋へ連れて行ってもらったら、これが上品で激旨い。スープを見ると分かるが赤色が一切ない。鍋のメインは魚がメインで、珍しいのはピーナッツの芽が鍋の具材でとても旨い。つまりモヤシのピーナッツ版ね。

成都発祥の麻婆豆腐が有名になり過ぎて、四川は辛いが一人歩きしてしまったとも言える。招待してくれた人に聞くと、成都市内の料理屋の60%は辛くない料理屋で、辛い鍋を食う時は必ず外食するそうが。この成都滞在最後の日の辛くない成都料理は、私が食った中国料理の中で3本の指に入るほど上品で美味すぎる。

今上海に滞在中で、本日の午前便で羽田へ。

 

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上海虹橋空港から成都に到着

2024-12-06 | 写真日記

成都双流空港(市内から近い)

 

陳麻婆豆腐本店

 

 

 

本物の麻婆豆腐

 

成都が発祥のホンマモン担々麺

 

12月4日に上海虹橋空港12時発の便で成都の双流空港に到着したが、拍子抜けするほど暖かい。空港には、地元のボスとアシスタントが最新のBMWでお出迎え。成都空港は、何処を見てもパンダ一色。ホテルにチェックイン後に、5人で成都発祥の陳麻婆豆腐本店へ。飯を食う前に言われていたが、本場の成都料理は思ったほど辛くなく何を食っても美味し過ぎる。私が今まで上海や日本で食っていた四川料理は、ただ辛いだけで味に奥深さがない事が良く分かる。テーブルには並び切れないほどの料理が運ばれて来て、ホンマモンの麻婆豆腐と担々麺を最後にいただいたが、これなら毎日でも食えると思うほど旨い。初めて知った事は、本当の担々麺は汁がない成都発祥の麺料理で、昔は天秤棒で売り歩いていたのが始まりだそうだ。

食事の最中に汗をかいているのは私だけで、周囲を見渡すとみんな涼しい顔で飯を楽しんでいる事に気付く。地元の人に聞くと、子供は2歳から3歳くらいで普通の四川料理を食べ始めるので辛さには慣れているそうだ。ただ、元々の成都料理は辛さ控えめで、この日食べたのは一般の人が食べる辛めの成都料理だそうだ。

☆四川省は美人の産地だという事は、私も確信している。上海でモデルのオーディションを何度もやった事があるが、中国人モデルの出身地のほとんどは、四川省と大連やハルピンなど東北出身と相場が決まっている。中国の東北はロシアの血が混ざっているのでスタイルが良いのは分かるが、四川省にスタイルの良い美人が多いのは、もしかしたら食の影響もあるのかも知れないと勝手に思ってしまった。

 

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浦東のテレビ塔

2024-12-04 | 写真日記

浦東空港から近いテレビ塔 (GFX50SII+MD Zoom Rokkor35-70mm f3.5 35mmで撮影)

 

 

浦東空港から近いテレビ塔 (Hasselbladと提携した中国スマホで元アシスタントが撮影)

 

12月1日の夜に羽田から上海浦東空港に到着。翌2日に元アシスタントのスタジオに行く前に、私の好きな浦東のテレビ塔で一発。この付近、以前と変化なく農民が畑仕事を。二枚目の画像は日本の埴輪の後ろ姿ではなく、元アシスタントが撮影した私とテレビ塔。

この日は元アシスタントの自宅で、内モンゴルの草原で放牧し育った牛肉とラム肉をいただいた。ラムは一頭丸ごと冷凍で上海に届いたと聞き、ガビーン。その肉を冷凍庫の入れる為に、バラしたのは彼だ。日本だったら絶対に有り得ない話。

私がスタジオマンだった1970年代後半の話だが、とある超有名な役者の撮影現場にポルシェ911で乗りつけたオッサンが来た。何だか業界の雰囲気ではない人だったが、後で聞くと撮影中の役者のロケ現場に牛一頭の肉を差し入れした肉屋だった。そのオッサンの車の中には、現ナマが数百万円常時入れてあるので、20分ほど車の前で見張っておいてくれと言われたと後輩から聞いてガビーン。

☆本日の昼便で四川省の成都へ。

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