FlashQ M20と小型LEDライト
「LighatPix Labs」のFlashQ M20を作った香港の会社を褒める。このストロボは光量がGN20という低光量のストロボで、ラジオスレーブが内蔵されているのでカメラから離して同調する事が出来る。ストロボ発行部の下に位置するLEDライトはオマケのようなもで、無いよりあった方が良いレベルだが色温度も変えられる。
これら小型LED(左上)と小型ストロボの私の使い方は、メインライトとして使うのではなく、今ある光をメインに補助光として使うライティング機材だ。例えば現場の室内の光をメインとして、ストロボやLEDライトを弱目に使いシャドウ部を持ち上げる使い方。このストロボを使う時は、カメラから発光部を離し光量を落とし天井にバウンスしてシャドウ部を持ち上げる事も出来る。また、ストロボの発光部をディフューザーし人物の目にキャッチライトを入れる使い方など、工夫すれば色々と使えそう。今は外出を控えているので、自分の部屋の中で様々な状況を設定してテストしたが、このGN20のフル光量を使うのは稀で、1/4から1/16に落として使う事の方が多い。今のデジカメは感度を上げても問題ないので、これらは気軽にバックの中に入る大きさと重さは持っていて良かったと思う照明機材だ。私が買ったのは、M20でTTL調光出来るタイプだが、TTLは必要ないので一番シンプルなQ20IIで十分かもね。今ある光を利用し、さりげなくライティングするのが今の私のライティングだ。
☆日本のカメラ用周辺機器で使える機材が激減したのは、決定権を持っているメーカーの上層部が今のデジタル時代に追随出来てない事に尽きる。コロナ前の数年間、私が企画した商品を日本に紹介しても反応がイマイチだった。また、中国のストロボメーカー数社と協業しようとしたが、すべて途中で頓挫した経緯がある。それらの会社の老板(社長)は全員文革経験者で、理解してくれた会社は一社のみで文革未経験者。もう一つの理由は日本の"技適"取得料金が高過ぎる事。
☆この"LighatPix Labs"という会社は、"香港"の若手が集まって作った会社のようだ。この若手が集まって作った会社というのがイイね。ただ、私だったらこんなデザインにしないので一緒に開発したいなとも思っていてLighatPix Labsの将来に期待するが、すぐコピーされた物が出るんだよね。多分、深圳のあそこがやるだろうな。
☆ちょうど一年前の上海での感染者は5人だった→コレ
☆1月15日 朝起きたら雪が