地元の人しか行かない辛い鍋屋
成都の地元の人しか行かない辛くない鍋
ピーナツの芽
辛くない八宝菜
四川料理がすべて辛いわけではない事を思い知った。昔の四川省成都では、辛くないのが定番だったようだ。四川料理=辛いは、半分嘘だと言っても良い。と言っても、ほんの少しだけ辛いという料理もあるし様々。二日続けて辛い料理を食べ続けたので、3日目は地元民しか知らない本来の成都料理屋へ連れて行ってもらったら、これが上品で激旨い。スープを見ると分かるが赤色が一切ない。鍋のメインは魚がメインで、珍しいのはピーナッツの芽が鍋の具材でとても旨い。つまりモヤシのピーナッツ版ね。
成都発祥の麻婆豆腐が有名になり過ぎて、四川は辛いが一人歩きしてしまったとも言える。招待してくれた人に聞くと、成都市内の料理屋の60%は辛くない料理屋で、辛い鍋を食う時は必ず外食するそうが。この成都滞在最後の日の辛くない成都料理は、私が食った中国料理の中で3本の指に入るほど上品で美味すぎる。
今上海に滞在中で、本日の午前便で羽田へ。