海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海 孔乙己酒家(文廟路)で生紹興酒

2011-02-06 | 写真日記
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上海で瓶出しの紹興酒を安く飲めて料理も旨い店と言えば文廟横にある「孔乙己酒家」が一番お勧めだ。昨年の10月に改装し2階でも飯が食えるようになり個室も出来た。
ここで飲める紹興酒は7種類ある。一番高い順に、満江紅98元・江南紅48元・花雕王38元・加飯皇29元・精雕皇14元・五年陳10元などがあり、ここでの値段は250ccが単位となっている。
初めて経験する人は一番高い順に飲んでみて自分の好みを見つけるとよいが、当然複数人で飲まないと量的に無理。
他の酒と同じで何年物かで値段が違うが、私の好みは上から3番目か4番目だ。江南紅はたしか15年物と聞いているが、香りも味もまろやかで本当に旨い。しかし、私には少し甘く感じられるので普段はあまり飲まない。
飲み方は常温が普通だが、寒い日や上海蟹(体を冷やす作用がある)を食べる時は人肌くらいに暖めて飲むとよい。2種類を混ぜて飲む方法もあるが、これはここではやめておく。
以前、紹興市まで行き一番良いとされる紹興酒のカメを開けてタンクに入れ持ち帰った事があるが、酒屋のおやじから2週間以内に飲めと言われた。それを過ぎると白く濁ってきて味もかなり落ちるそうだ。
この生紹興酒は、二日酔いしないのがとてもよい。ワインもそうだが、瓶入りになるとおそらく防腐剤が入るので量を飲むと二日酔いする。
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この「孔乙己酒家」の料理は本当にどれを頼んでも美味しく、量がとても多いので4人以上で行かないと食べきれないのと種類を頼めない事になる。
ここは、紹興酒の量り売りもしているので、家に持って帰りたい飲助には絶対にお勧めだ。
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孔乙己酒家 6376-7979   予約の場合、18:30までに入る事が条件。
場所→中華路x文廟路でタクシーを降りて、文廟路に入り文廟を左に見ながら200m先(2つ目の路地を左に曲がって20m歩くと絶対にたどり着きます)最寄りの地下鉄は、老西門。
中国語がわからない人も写真付きのメニューがあり安心だし、オーナーは外国人にもやさしい。
キャノンFD50mm f1.4
コメント
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