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新居に移って一番困ったのが、ネット環境だった。前の持ち主が、有線テレビの回線を使っていたようで、それを引き継ごうと思ったが、なぜかたどり着けないサイトが多すぎる事が判明。
新規にADSLを入れるにしても、その間の繋ぎをどうするか、また新規にADSLを契約してもあまり当てにならない。
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そこで、以前からお世話になっていて信頼できる「携翔貿易(上海)有限公司」のボスに即電話。
そして、MACでも使える無線ルータ「華為Huawei」を即契約。このルータは、日本でもユーザーが多いようだが、なぜもっと早く上海で使わなかったのかと自分を責めたくらいだ。
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この「華為Huawei」は、チャイナユニコムがキャリアで、simカード内蔵3Gルータだ。使ってみた感想は、以前のオフィスの回線より確実に早いし、外出先でもユニコムの圏内であればどこでも使える事だ。
春節前に中国の地方に行った時、ネット環境が悪く困った事があった。それは、相手の工場のボスからの質問に即答えるには即ネットに繋げ画像をダウンロードし見せなければ説明がつかない事が多いからだ。
日本人がよく言う「ちょっと待ってください」と言う言葉は、こちらでは通用しない。即断即決が要求される中国の場合、ネット環境は非常に大事だ。無駄な時間とコミュニケーションロスを無くしてMAC対応は今のところこれしか無い。
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☆こちらのネット環境は、光を入れたとしてもネット環境が格段によくなる事はない。むしろADSLの方が優れている場合も多いのが現状だ。数日前、住所移転の申請を提出しにお上の所に行ったが、私一人の申請に20分もかかった。その理由は、ネットアクセスが悪いからだった。
無線ルータ「華為Huawei」は、初期費用1500元(約2万円)で、一月のパケット料1GBで80元から使える。中国国内のみの使用は、プリペイド式なので何処でも料金チャージ可能。海外ローミングもデポジットを払えば可能だ。
写真は、右が「華為Huawei」左がipod、上の黒い物体がソーラー式充電器、そしてMAC。