海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GXR MOUNT A12で撮る夜上海 租界時代の家

2011-11-18 | リコーGR GXRで撮る上海

 

リコーGXR MOUNT A12とキャノン5D2の2台で上海の夜を徘徊している。GXRにライカR用ズミルックス50mmを、5D2には古いFDレンズが取り付けてある。

GXR MOUNT A12のフォーカスアシスト機能は、すばらしいの一言。私はモノクロのMODE2を使用しているのだが、これがすごく使いやすい。特に、夜間撮影時にコントラストの低いレンズでのピント合わせは非常にむずかしいのだが、この機能は一発でピントがわかるし被写界深度まで確認できるのだ。だれかが言っていたが、ピント合わせが楽しくなる機能だと私も思う。ライカR用のレンズは、コンパクトなGXRには似合わないが、最短撮影距離が短いので色々なシーンに使える。本来ならM用レンズを使いたいところでだが、最短撮影距離が長過ぎる。かなり薄くて良いので、ライカM-M用中間リングを誰か作ってくれると即買いなのだが…。このGXRに専用のレリーズを使うとシャッターのタイムラグがかなり長くなる点はちょっと気になる。何とかファームウェアーで改良できるとよいのだが。

時々仕事でEFレンズを使うと優等生過ぎてアレッ?と思う事がある。つまり、自分の目が古いレンズの描写に慣れてしまっているので、最新のレンズで撮られた画像を見ると写真らしく見えないのだ。これは、人間にも当てはまるようで、つまり何でも完璧に物事をこなし几帳面でまじめな人とは一緒に遊びに行っても面白く無い事が多い。という事で、最近は100年以上前に作られたバレルレンズを探している。10年以上前だったら捨て値で売っていたようなレンズだが、今は高騰しているようだ。

リコーGXR MOUNT A12 ズミルックスR 50mm f1.4 f2で撮影

コメント (2)
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