海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

Meyer Oreston 50mm f1.8は愛せるレンズ

2018-06-20 | 写真日記

新華路で

 

陽が傾いた夕方5時を過ぎた頃、新華路の歩道も車道もプラタナスの葉で覆われて完全な日陰になる。今の季節のこの時間帯は陽の光がもっとも美しい時間帯なのだ。この日買い物に出かける時に持ち出したカメラは、X-H1とMeyer Oreston 50mm f1.8。メイヤーのレンズは大昔にダメイヤーと呼ばれていて人気がなかったのだが、ここ数年で急に人気が出てきて中古価格が高騰している。その高騰したレンズの筆頭は、Meyer Trioplan 100mm f2.8だ。私もそのレンズを一時期所有していて、当時買った値段は23000円ほどだったが、数年前の玉ボケで有名になりヤフオクで8万円の値が付いて手放した。そんな事もあり再生産が始まったようだが、値段を見てびっくり。売れるのかなぁと思うくらい心配になる値段。きっと大陸の人達が一番の顧客になるだろうと推測。

このメイヤーのレンズは、今世紀に入ってから知ったレンズ。もし前世紀にこのレンズを知っていれば、フィルムで撮影し暗室でモノクロプリントしてみたかったなぁ、と思わせるやさしい描写のレンズだ。

本日の夕方ANA便で東京へ

★X-H1+Meyer Oreston 50mm f1.8 f2で撮影  フィルムシュミレーションはエテルナ

 

 

 

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