成都市内の若い人達が集まる飲食街を数ヶ所歩いたが、とても良い雰囲気。上海と比べると成都は規制がほとんどなく寛容な時間が流れていて、露天も問題ないし室内での喫煙も問題ない店が多い。何だか2010年上海万博前の上海を思い出す。そんな事を思うと、すでに上海は大都会になり過ぎて息苦しい都市に。そして、日本の東京はもっと息苦しい都市になってしまった。
現在の成都旧市街は、高層ビルを建ててはダメよ地区なので息苦しさがないのがとても良い。成都市は過去戦火とほとんど無縁だった事もあり、紀元前から栄えていた都市で遺跡も多いが、日本ではパンダの聖地として知られている以外は馴染みがない都市かも知れない。現地の人達に聞くと、夏は蒸し暑い日が続き雨も多いようだが、四季もあり食の宝庫でもあり物価も安いので住みやすいそうだ。
私が成都と関わるきっかけは、アニメや漫画などの文化系のイベントに誘われたのだが、私の体調不良など様々な問題で一年が過ぎてしまった経緯がある。数日滞在しただけなので成都の全容を全て見た訳ではないが、成都は文化に寛容で人も包容力があり食の宝庫である事は間違いない。残念だったのは、時間の都合で三星遺跡と目的の茶館に行けず。今回の成都行きは、現地の複数の責任者に会うのがメインなので次回に期待。
☆12月27日から、上海浦東空港ー上海虹橋空港への鉄道移動が開通。地下鉄2号線は両方の空港を結ぶ線で時間がかかるが、今回の鉄道は最高時速160kmなので約40分で両空港を移動が可能に。中間駅は7駅あるので、乗り換えも含め移動の選択肢が増えるのはとても良い。過去私は浦東空港の早朝便を使う事が多かったが、毎回空港近くに前泊していた。理由は、早朝のタクシーは乗務員交代時間帯(確か7時)とかぶるので、居眠り運転や事故渋滞を何度も経験しているからだ。