海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海はロックダウンが解除されたのだが

2022-06-03 | 写真日記

浦東のPCR検査場は会社帰りの人達で超過密状態 

 

私の集合住宅内のPCR検査場は2m間隔を守っているが、検査が1箇所のみになったので長蛇の列になり並んでから検査終了まで40分も

 

ロックダウンが解除された上海は通常の生活に戻りつつあり、街には少し活気が戻ってきた。通勤も可能になったが、社員全員が通勤している訳ではなく在宅で仕事が出来る人は在宅でと、リスクを減らしている状況だ。例えば会社のビル内で一人でも感染者が出ると、鳥の霞網状態になり元の木阿弥に戻るからだ。ロックダウン後もPCR検査は必要で、72時間以内陰性でないと外に出る事が出来ても施設内には入れない。なので、2-3日に一度は必ずPCR検査を受けなければならない。ところが、街の検査場所が稼働してない場所も。

ロックダウンを祝い浮かれていた上海は、さっそく感染者が出て浦東のIFCが突然閉鎖された。閉鎖された時点で、中にいる客や従業員は濃厚接触扱いになり、48時間モールの外に出る事が出来なくなり、モールにお泊まりという事になるとの事。このモール以外にも、浦西で次々と封鎖が増えている。自分が感染するのが一番怖いが、とばっちり封鎖も絶対に避けたい。もうこれは、ウイルスがオレ達と共存しながら生きていこうぜというメッセージともとれる。

今回の感染力の超高い変異型コロナウイルスが、どのようにして人に感染拡大するのか色々な説があるが、60日間のロックダウン中に路面や外の植物や建物内までも消毒し、新たに感染者が出てしまうという事は、PCR検査時に密になり感染したか、宅配便の荷物にウイルスが付着し手などから感染したか、変異したウイルスに対してワクチンの効果が薄いのか。まったく、わからない。

☆今週中にビザを更新するつもりでいたが、6月3日が端午節という事で、本日3日から3連休。ビザ取得ルールが今年も変わっていて、時間指定の予約が必要になっていた。2ヶ月閉鎖されていたので、どこのビザセンターも激混み状態で人数制限もあり、結局は海の近くの金山まで行く羽目に。そして、PCR検査48時間以内の陰性証明が72時間以内に変更になった。ただ、これだって突然変わる事があるので、常に最新の情報を取得した方が良い。一番良いのは、外国人ではなく地元の人に電話で聞いてもらい、地元の人に予約を入れてもらう方が良い。web情報は更新が遅い場合があるので注意。

☆俺は本当に、今月末に日本に戻れるのかどうか不安になってきた。バクチだな、もうコレは。

☆今の上海は、屋根があり人が集まる空間には行くな!!  買い物に行くなら、人が少なく小さな店で速攻で買物を済ませ外へ出る。人と会う時は、公園や道端で会い速攻で家に戻る。そして、誰が使ったかわからないシェアチャリはなるべく使わないか、使う場合は使い捨ての手袋を使うかハンドル部分を消毒液で消毒を。外から戻ったら、手洗いとうがいを忘れずマスクは完全使い捨てに。これらは、ゼロコロナ政策下での対策で、ウィズコロナ政策の国にはあまり関係ない話。

 


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