過去の画像をRAWから再現像
プラタナスの葉が落ち枝落としが始まった上海は、ちょっと寒い。私の周りの上海の友人は、ほとんど全員がコロナ感染者になってしまった。抗原検査は陰性だが熱があるんだよね、という人も多いのは普通の風邪なのかとも思うが、義務のPCR検査回数が減った途端にこんな状況に。一昨日は久しぶりに一人呑みしたが、街は人が少なく普段なら混んでいる店も客の入りは半分以下に落ちていた。何処へ行っても健康QRコードの提示義務が無くなり、小区のPCR検査スケジュールのChat連絡が激減し検査場に並ぶ人も激減した。今後の上海はどうなるのか、このままでは感染者が激増するのは間違いない。ただ、私の周りの感染者は、症状も軽く風邪程度の人が多いのは他国と同じ。
画像は、”RE Auto Topcor 58mm f1.4”をM42に改造し、Canonの一眼レフに取り付けて開放で撮影していた頃の画像。このレンズは名玉としても名高く、後年コシナが復刻したほどで私もオリジナルと復刻版の両方を持っているが、オリジナルはバルサム剥がれが一部発生したので防湿庫に眠ったまま。北側の窓から淡い光が入る茶室のような場所では最高の描写が期待できる。上の画像のように太陽の位置さえわからないような天気には、オリジナルのRE Auto Topcor 58mm f1.4は最適な撮影条件だ。
☆Topconのカメラは日本より海外の方が有名で、アメリカ海軍の正式カメラだった時期があった。また、私の青春時代にお世話になったスウェーデンのポルノ画像の多くはTopconのカメラが使われていたので、そのレンズの描写は知らず知らずのうちに網膜に焼き付いていたかも知れないね。トプコンのカメラがポルノ撮影に使われていた理由は、当時のニコンもライカもモータードライブのモーターの耐久性だったと教えてくれたのは、当時デンマークでトプコンのカメラのメンテナンスをやっていた日本人の石井さんから直接聞いた話。聞いた当時は、デンマークから深圳に移住していた頃なので1998頃と記憶している。
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