過去の画像から
ここは潮州「鳳凰山」の山頂の茶畑。朝の6時に茶摘み専門のプロ(期間限定で雇われる人達)が集まり、これから茶畑に向かう広場の前。初めて会う人を撮る時は、相手が自分を認めてくれているかどうかで結果は全く違うので、最初にターゲットを複数決めて軽くスナップ撮影。カメラを向けた時の相手の反応を見て、今日一日追う人を決めるのだ。という事で、私にタバコを差し出し微笑んでくれた男を中心に追う事にした。こちらでは、相手にタバコを一本差し出してくれるという意味は、信頼の証でもあるのだ。この茶摘み専門の人達の男女比は圧倒的に女性の方が高いのだが、彼女らはシャイでカメラを向けると嫌がるので深追いしない事に。
この茶畑の会社は一年に一度しか茶葉を収穫しないので4月中旬から5月中旬が勝負で、それを過ぎると茶葉が成長し過ぎて葉が硬くなり高品質の茶は作れないので一年で一番忙しい時期。という事で、茶摘み専門のプロは複数の茶会社と契約していて、茶畑を渡り歩くのだ。この山の山頂は年に一度しか収穫できないが、麓の温暖な地域では最低でも年に2回は茶を収穫出来るので、茶摘みのプロは春と秋が稼ぎ時なのだ。この日の翌日も撮影を予定していたが、翌日は雨という事で茶摘みは無しになり撮影出来たのはこの日一日のみ。
この茶畑で使った機材は、フジのミラーレスカメラ3台。当時使ったカメラはX-Pro1とT1がメインでE-1も使ったが、X-Pro1のAFが不安定で時々ピントを外す事が多かった。特にX-Pro1のレンジファインダーを使った時は、ピントが合った時に表示される緑のマークは当てにならなかった。画像が小さいのでわからないが、トップの画像は少し後ピン。という事で、今使っているX-Pro2と100Fで人を近距離で撮る時はレンジファインダーは信用してない。
人を撮る時に35mmフルフォーマットやAPS-Cの3x2は、私には使いにくいフォーマットサイズ。それは、今回の画像のように標準レンズ(XF35mm f1.4)を使い縦位置でウエストショットを撮る時に左右が窮屈なフレームになるからだ。そんな事もあり、人を撮る時に理想的なフォーマットはGFXの3x4や6x7だが、私にとってはローライフレックスやハッセルブラッドに慣れ親しんだ1x1がベストなフォーマットサイズだ。
以前この茶の産地の記事を見て
「茶のかおりがしそうだなぁ」と思ったのを思い出しました。
かいはらさんの人物写真は被写体の人にやさしいです。
広東省北部の人達は、素朴な人が多くて好きです。
特に華僑の故郷の潮州の人達は、人の内面をとても重視する人達が多い地方です。
この潮州の隣は汕頭ですが、この地域の人達に会って嫌な思いをした事がありません。
料理も薄味なので、日本人には相性ピッタシ。