外灘のバーで
2007年から数年間、上海の夜を撮影していた時期があった。もちろんデジカメを使いカラーで撮影し、上海のフォトフェアーに外国人作家招待で参加。その時のカメラのレンズは、古いCanonFD 50mm f1.4+補正レンズアダプターを常時付けっぱなしで使っていた。この補正レンズアダプターは、Canonの古いFDレンズをEOSボディで使う為のフランジバックを調整するアダプターだ。この補正レンズアダプターを開放付近で使うとレンズの収差が強調されるので普通は使わない人が多いが、私の眼は近視と乱視がひどいので、私の見た目に近い描写をしてくれるので積極的に使っていた。その前にピンホールカメラをメインに使っていて、その描写に惚れ込み、その後にピンホールのような描写に近いレンズを探し古いバレルレンズを探しまくった時期があった。ただ、それらのレンズは焦点距離が長いレンズが多く結局諦めてしまった経緯がある。そして、行き着いたのがEOS用のCanonFD用補正レンズアダプターだ。
上海の夜を撮る時に難しいのは、ネオンなどの灯りが多過ぎて空が異常に明るくなってしまい夜に見えない。
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