上海の日本料理屋で
帰国前に上海の行きつけの日本料理屋のカウンターで一杯。いつも笑顔が絶えない店の若いスタッフの中の一人は好奇心旺盛で、彼女は私と店で会うたびに日本の文化など様々な日本の事を聞いて来る。何処で日本語を勉強したの?と聞くと、日本語のテキストを店に置いてあり見せてくれた。この日本語テキストは初級だったが、やはり内容が古臭くカタイ表現が多い。
日本に帰国して日本のTVを見ていると、訪日外国人の中には今現在日本人達が普通に使う日本語を話せる人が結構多いのに気付く。これは、おそらくアニメなど映像とリンクして勉強しているとしか思えない。外国語を学ぶ場合にテキストも大事かも知れないが、実際のシチュエーションを映像を通して言葉を学ぶ方が楽しくて頭に入りやすいのだろうな。
今世紀に入って上海では「ちびまる子」と「クレヨンしんちゃん」のDVDは、中国人にとって日本語を学ぶ一番の教材だった。その後は、ネット上の様々なアニメが日本語の教材になり独学で日本語を勉強した人も多いが、私が知る限りそのほとんどは若い女性。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます