GFX50R +Elmar65mm f3.5 f16で撮影
日本もゲロ暑のようだが、上海も同じでまったく外に出る気が起きない。例年だと8月はひと月夏休みで日本に帰国しているのだが、今年はコロナの影響で数年ぶりに上海で8月を過ごす事になってしまった。外に出て撮影をしたいのだが、もう年齢的にも炎天下の外にカメラを持ち出す気力がないのだ。という事で、ここ数日は防湿庫の中のレンズメンテナンスを兼ねて、取っ替え引っ替えカメラに取り付けて遊んでいる。
トップの画像はGFX50RとElmar65mm f3.5の組み合わせ。このエルマー65mm f3.5というレンズは、ライカMにビゾフレックスを取り付けて使用するレンズなので、普通のM型ライカにはそのまま使用出来ない。なので、ライカMを使っている人でも意外とこのレンズの性能を知らない人も多い。で、このエルマー65mmは、一度使うとずっと手元に置いて置きたくなり一生付き合うレンズの一本になってしまう人も多いようだ。
このエルマー65mm f3.5は、マクロレンズとして設計されているので通常1/2倍までの撮影が出来る、もちろん接写リングを使えば等倍までの撮影が可能。GFXのセンサー44x33にも無限遠でケラレが無く使用できるのでGFXの標準レンズとしても十分使える優れもの。マウントアダプターを組み合わせれば、ミラーがある一眼レフにも使用できるので用途は広い。このビゾヘリコイドがあれば、前玉が取り外す事の出来る昔のエルマリート90mm f2.8やヘクトール135mm f4.5とエルマー135mmなど長玉系のレンズがすべて使用出来るので持っていて損はない便利なヘリコイドアダプターだ。それらすべてのレンズは無限大でもGFXのセンサーでケラレが発生せず使えるレンズ。
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