グッタベルカハゲハゲ
なぜか裏蓋のグッタベルカはきれい
1955年製の初期タイプ
元アシスタントに頼まれてLEICA M3のオーバーホールと、グッタベルカの貼り替えを日本で依頼。このM3は最初期のダブルストローク巻き上げタイプだが、ワンストロークに改造したもの。ファインダーはクモリもなくとてもクリアー。久しぶりにライカM3の50mm等倍ファインダーにエルマー50mm f2.8を取り付けてみると、もうこの組み合わせでほとんどの撮影が可能と思えるほど素晴らしい。元アシスタントの話だと、上海で購入したが仕入れ元は日本なので、誰から仕入れたか予想がつく。私も以前はM3を一時期使っていたが、ワイド派だったので普段はM6がメインで次がM4だったなと思い出す。
このライカのOHは上海では絶対にやってはダメ。と教えてくれたのは上海の中古カメラ屋のオヤジ。どういう事かというと、上海の修理屋は可動するようにするだけ。最悪なのは、内部部品のすり替えをやる奴もいる。メンテナンスという概念が欠如した国では、ライカなど機械式カメラの完全なオーバーホールは出来ないのだ。
☆今また、政治屋の金の問題で自民党が浮き足立っているようだが、国民にインボイス制度を強制する前に、政治家専用インボイス制度を確立するのが先なんじゃないか。日大や宝塚問題も含め、昔の慣習を見直す時期に来ている日本。そして、外圧でしか変われない日本。海外から日本を見ていると、日本はそういう国にしか見えない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます