海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GXR MOUNT A12で撮る夜上海 由緒ある写真館

2011-11-17 | リコーGR GXRで撮る上海

 

昔からある由緒ある写真館だ。こちらでは、結婚前にほとんどの人が記念アルバムを作る事が多い。アルバム制作費用に金持ちは30万から50万円かける人も多いのには驚く。日本では写真館というと一時斜陽産業と言われているようだが、こちらではまったく逆。上海でもカメラショーは毎年開かれるが、メインは結婚写真関連の商品がメインなので、まったく面白く無いのだが、仕事なので仕方なく毎年行っている。

最近の上海も晩婚化が進んでおり結婚できない人や結婚したくても相手が居ない人が相当数増えている。また、それに比例し離婚件数もかなり増えているようだ。上海の結活市場は、人民公園の中の上海美術館から近い場所にあり日曜日は適齢期を迎えた子供の親が集まりわいわい騒いでいる。また数日前には上海で集団見合いというのがあったらしい。

私の周りの友人で20代30代の中国人は、ほとんど未婚。子供より親が焦っているのが今の中国だ。

リコーGXR MOUNT A12  ライカズミルックスR 50mm f1.4  R-M変換使用

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GXR MOUNT A12で撮る夜上海 第二の新天地

2011-11-16 | リコーGR GXRで撮る上海

 

第二の新天地のような場所が出来てずいぶん時間が経ったが客足はさっぱり。一つの事や物が成功するとすべて同じような施設や物を作ってしまうというありがちな例だ。想像力や新しい事を発想するという概念に乏しいのがこの国の特徴なのだ。古い建物に価値があるという事を理解し始めたのは今世紀に入ってからの事なので、前世紀後半には残すべき建物も相当壊されたようだ。また、その価値を知っていた外国人が住んでいたアパートも値上げラッシュにあったのが今世紀に入ってからである。

前世紀の話だが、ある中国人が京都に行って何か良かったかと聞くと、京都駅が一番良かったと言う答えが返って来たのには驚いた。現在上海では、古い屋敷などは新築の家より高い物件が数多くありとても手が出ないのが現実だ。

リコーGXR MOUNT A12  ズミルックスR50mm f1.4

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一昨日リコーGXR MOUNT A12が嫁に来た

2011-11-11 | リコーGR GXRで撮る上海

 

一昨日、以前から気になっていたリコーGXR MOUNT A12が嫁に来た。今までGXR用レンズユニットは、P10 28-300mmを常時取り付け持ち歩いていた。なぜ、このボディとそのレンズなのか、理由はここでは決して言えないし、いざという時の目的もまだ達してない。

手持ちのライカL Summitar50mm f2(ズミクロンの前のレンズ)の沈胴テストもOKだったのでボディに取り付けてみる。50年以上前のレンズデザインのなので、当然の事だが不思議な雰囲気のカメラになった。ただ、このリコーGXRのデザインは無骨なので、ライカM用などほとんどの距離計レンズを取付けてもさほど違和感がないのがよい。このマウントユニットの取って付けたような正面右の出っ張りが無骨でよい。昔のニコンFのモータードライブを思い出したのは私だけでは無いだろう。カメラに限らず日常手にする物は、必要な曲線ならまだしも見せる為の曲線など必要無くシンプルなのが一番良いのだ。そういう意味でも日本のインダストリアルデザインはヨーロッパのそれに比べ今一歩足りない点だ。

このカメラの優れた点は、ローパスフィルターが無い事とマニュアルフォーカス時にフォーカスアシストが搭載されて居る事、色シェーディング補正機能がある事だ。これは、今までのこの手のカメラには無い機能であり、カメラをを知り尽くし使う側の気持ちをよく理解したカメラ屋が作ったマウントユニットと言える。こういう機能は元電気屋には発想できない機能だろう。

一昨年、電気屋さんが作った小柄なカメラ子とは、性格の不一致を理由に半年くらいで一方的に離婚し売り飛ばしてしまった。それの外見とスペックは一件スマートでクールだったが、とても要領が悪くて扱いにくく仕事のできない中途半端カメラ子だったのだ。本日は、GXRマウントユニットにライカR用ズミルックス50mmf1.4にR-Mマウント変換を使用しボディにハメて見た。玉がデカ過ぎてマウントにはかわいそうだが、ズミターよりピントは合わせやすい。このカメラ子、働いてくれそうなので、ブログに新しいカテゴリー(リコーGXR MOUNT A12で撮る上海)を追加し、時々上海の街を掲載予定。

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本日画像アップ出来ず。

2011-11-08 | 写真日記

本日、なぜか画像がアップできない。理由は、わからないが良く有る事。その為に、まとめて画像をアップしているのだが…

今後もっと、こんな事が増えるだろう。こんな事に対して気を使うと生きていけないので、寝る。

 

 

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レンズテスト時代

2011-11-07 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

2008年の終わり頃は、私が使いたいフィルムが手に入りにくくなってきた時期だった。その頃はピンホールカメラで上海の街を撮影していた頃で、ブロニーフィルムと4x5フィルムがメインだった。しかし、この国では売れない物は仕入れないという商売中心の国柄なので、フィルムに頼るよりデジタルで古いレンズを使うという方向に向かおうとした時期でもあった。

色々な古いレンズを買ってはテストし、数多くの古いレンズが私の手元を去って行った。古いレンズの場合、良い悪いは個人の主観で決めている場合が多いのと、個体差がかなりあるので他人が言っている事はあまり参考にならない場合が多い。なので買うか借りてテストするしかない。このレンズも去っていった1本だ。この話の続きは、また後日。

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