ホテルのロビーから
ホテルのラウンジ
本来なら仕事の打ち合わせをして日帰り出来るのだが、私が関わっている工場の老板(社長)とは付き合いが長く、必ず一泊して昼飯と夕飯を食うのが定番になっているので、どうしても一泊せざるをえないのだ。この大陸の客をもてなす習慣は田舎に行けば行くほど残っていて、これを理解しないと仕事がスムーズに進まないのだ。工場へ着いてもいきなり仕事の話はせず、まずは茶を飲みながら本題とは外れた話から始めるのが大陸流儀。
今回は不良パーツの作り直しした物の確認と、新しい商品の試作品をその場で作ってもらい持って帰るのが目的。待つこと数時間で二つの試作品をその場で作ってもらったのだが、これは普通ではなかなか出来ない事なのでとても感謝。この二つの商品は来週日本に持って帰る予定。
泊まった宿は、この紹興東駅付近で一番レベルの高いGrand New Century Hotelだが、一見大陸の田舎町とは思えないくらい豪華なホテル。このホテルの建物のトップが金色の座薬の先っちょのような形をしているので、私は金座薬大酒店と勝手に命名。
☆最近大陸で良く聞く話は、経営者が何を作ったら良いか分からないと言い出している。まぁ、これはすでにコピーする物が無いと言う事と同じ意味に当たる。そして、そういう言葉を口にする人の年齢は50歳以上の人達。コピーする能力は相当長けているが、新しい物を創造する能力は相当欠如しているのと、そういう頭の使い方をしてこなかった経営者が多すぎる。
☆GFX50S+RE Auto Topcor58mm f1.4