豊昇龍奉納土俵入を待つ列は朝8時半時点で約2時間以上待ち状態
露払いは明生 太刀持ちは平戸海
雲龍型を披露
朝青龍とその両親 あの先生も
あえてモノクロで
2025年1月31日、明治神宮で横綱豊昇龍の奉納土俵入りに立ち合えた。私にとっては、おそらく最初で最後の経験で、相撲が神道の神事という事を再認識させられた日。この奉納土俵入りの前には、明治神宮本殿で神事の儀式が執り行われた。その後、土俵入りは南神門から本殿前に入場し、露払いは同部屋の明生関で太刀持ちは境川部屋の平戸海関だ。奉納土俵入りが始まった時には、明治神宮の樹木に西陽が遮られる時間だが、寒くはなく天候に恵まれていたのでとても幸運。こんな時のシャッターチャンスは一度のみで、絶対に撮り直しはきかないので緊張する場面。
この日の招待客の中に元横綱の朝青龍とその両親の姿が見えた時は、プレス席の連続シャッター音と同時に一般客からどよめきが起きた。私のプレス席で、朝青龍とその両親とタニマチのあの先生が撮れたのは式の招待客の退席時のみ。
☆立浪親方とは前世紀に幕内に入った頃からの付き合いで、写真を撮ったり呑み歩いていた頃で、当時は若貴時代真っ最中。過去に彼は様々な揉め事で紆余曲折もあったが、立派な横綱を育てた今の立浪親方の事を思うと感慨深いものがある。今回は良い経験をさせてもらい親方に礼を言いたい。この日の前日に、協会の若い20歳代の女性と話をした時に彼女が言った事。それは、"場数を踏む事"を心掛けていると言った事。これはとても大事で、もう一言私が付け加えるなら"臨機応変"を付け加えたいな。