海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

明治神宮で新横綱豊昇龍が奉納土俵入

2025-02-06 | 写真日記

豊昇龍奉納土俵入を待つ列は朝8時半時点で約2時間以上待ち状態

 

 

露払いは明生 太刀持ちは平戸海

 

 

雲龍型を披露

 

 

朝青龍とその両親 あの先生も

 

あえてモノクロで

2025年1月31日、明治神宮で横綱豊昇龍の奉納土俵入りに立ち合えた。私にとっては、おそらく最初で最後の経験で、相撲が神道の神事という事を再認識させられた日。この奉納土俵入りの前には、明治神宮本殿で神事の儀式が執り行われた。その後、土俵入りは南神門から本殿前に入場し、露払いは同部屋の明生関で太刀持ちは境川部屋の平戸海関だ。奉納土俵入りが始まった時には、明治神宮の樹木に西陽が遮られる時間だが、寒くはなく天候に恵まれていたのでとても幸運。こんな時のシャッターチャンスは一度のみで、絶対に撮り直しはきかないので緊張する場面。

この日の招待客の中に元横綱の朝青龍とその両親の姿が見えた時は、プレス席の連続シャッター音と同時に一般客からどよめきが起きた。私のプレス席で、朝青龍とその両親とタニマチのあの先生が撮れたのは式の招待客の退席時のみ。

☆立浪親方とは前世紀に幕内に入った頃からの付き合いで、写真を撮ったり呑み歩いていた頃で、当時は若貴時代真っ最中。過去に彼は様々な揉め事で紆余曲折もあったが、立派な横綱を育てた今の立浪親方の事を思うと感慨深いものがある。今回は良い経験をさせてもらい親方に礼を言いたい。この日の前日に、協会の若い20歳代の女性と話をした時に彼女が言った事。それは、"場数を踏む事"を心掛けていると言った事。これはとても大事で、もう一言私が付け加えるなら"臨機応変"を付け加えたいな。

 

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横綱の綱打ち式に立ち合う

2025-02-04 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あえてモノクロで。

1月30日の朝9時、立浪部屋で横綱豊昇龍の綱打ち式に立ち会った。土俵入りの綱の素材は麻とさらしで、中には銅線が入っていて、重さは約8kg長さ約4mありもあり2時間ほどかけ綱が完成。綱を編むのは神聖な行事なので、紅白の鉢巻に手で綱に直接触れないよう白手袋を着用し、綱を編む力士は汗よけに廻しの前に白い前垂れを着用。綱の完成後に、第67代横綱武蔵丸の指導で雲竜型の稽古。翌日は明治神宮で土俵入りだ。

☆この綱打ち式に興味がある人は、テレビ朝日スポーツの公式YouTubeで観た方が分かりやすい→コレ

 

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横綱豊昇龍誕生の日

2025-02-02 | 写真日記

使者を待つ私達

 

豊昇龍横綱昇進伝達式

 

二人とも笑顔で記者会見

 

両親からの祝福のキス

 

2025年1月29日は梅の咲く穏やかな晴天。この日、立浪部屋で豊昇龍横綱昇進伝達式に立ち合った。稽古場は、豊昇龍の親族や谷町とマスコミで身動きが出来ないほど。私も伝達式や翌日の綱締めに立ち会うのは初めての経験で、自分のポジションを確保しシャッターを切るのが背一杯。久々にめでたく晴々しい場に立ち会えて私も幸運。普段の豊昇龍は土俵上の表情とは違い笑顔が絶えないが、この日の笑顔は親方も含め最高の笑顔。

 

☆記者会見の場は30数年ぶりに経験したが、ストロボを使わずフジのデジカメを使っている人は私のみ。きっと、アイツは何者なんだと思っていた現場のスタッフも多いだろうなと思っていたら、翌日にそう思っていた人が多いと協会の人から聞いた。カメラはフジのXシリーズ3台で、感度を上げ現像はPureRAWでノイズ消し。

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