お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

シュトレーン(Stollen)

2007-11-29 18:01:55 | おいしいお店
福岡に住む義母が、16区のシュトレーンを送ってくれました。

前に、グルメの友人が
「おいしいシュトレーンって口に入れると溶けるような食感でたまらないのよね~」
と、言っていたので、
そんなシュトレーンを食べてみたいな~と
思っていたところ、
10月ころ、義母が「16区でこんなお菓子がでていけれどいるかしら?」
と教えてくれました。
わたりに舟と、お願いして送ってもらいました。

気軽に頼んでしまいましたが、
立派な木の箱にはいって到着。
ネットで調べたら、お値段も立派でした(汗)。


早速、あけてみました。

全長32センチ。結構壮観です。
今月はケーキ教室もクリスマスメニューなので、
生徒さんと一緒にいただきますね~。

ところで、シュトレーンのうんちくをすこし。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
で、調べました。
ここでいう「アドベント」というのは、
11月の最終日曜日から、クリスマスまでをいいます。

シュトレン

シュトレン(独:Stollen)は、ドイツのアドヴェントになくてはならない菓子。シュトーレンとも。

ブランデーなどに浸けておいたドライフルーツを、たっぷりのバターと一緒に練りこんで焼いた長細いパンである。普通のパンと違ってかなり重くて日持ちがする。パンというよりはお菓子、ケーキとして食べられる。自宅で作るほか、クリスマス・マーケットで買う事も多い。

シュトレンという名前は「坑道」を意味し、トンネルのような格好をしているためについた。粉砂糖をたっぷりまぶしてあり、これが幼子イエスを産着で包んでいるというふうに見たてられているらしい。

クリスマスを待つ4週間の期間であるアドヴェントの各週末に、イエス・キリストの生誕の日が近づいてくるというお祝いをする。その際、身内や身近な友人とささやかにティーパーティをし、シュトレンを薄く切って賞味する。ドイツではクリスマスと言えばケーキではなく、シュトレンであると言えるほど、一般的である。

シュトレンは基本的に、金属製の型に入れて焼く。その型にも、100年以上前の年代物などがある。

ザクセン州(旧東ドイツ)のドレスデンが、このお菓子の発祥の地だといわれている。

うんちくはこの辺にして、さっそく試食。

16区のシュトーレンの拘りは、
パティシエ三嶋さんが、
質の良いセミドライフルーツを見つけて、
たっぷりいれてあります。
あまりにたっぷりはいっているので、
切り分けるときも気をつけないと、
崩れてしまうほど。
お味は濃厚、熟成された味です。
そうそう、口のなかで溶けて行きますね。
かなり、甘いです。
夕方、疲れたときにコーヒーと一緒に
頂くと元気が出そうなケーキです。
「お義母様、感謝です!」