お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

自宅教室

2007-11-08 00:20:01 | 自宅教室
火曜日に、単発のケーキ教室をしました。
チーズケーキのご希望。


濃厚かつシンプルなチーズケーキがよいとのことでしたので、
とっても簡単ですが、昔から作っているワンボールでできるチーズケーキをしました。

写真手前は、グランマニエショコラ(試食のみ)。
グランマニエたっぷりはいって、湯煎焼きするため通常のガトーショコラ
より生チョコのような味わいです。

奥がチーズケーキ。
写真ではわかりにくいですが、底面にグラハムクラッカーを砕いて
台にしています。

簡単なので、作り方をご紹介しますね。(18センチ丸型一台)
台は、グラハムクラッカー(オレオ、マリーもいいですよ)80gとバター40g。
クラッカーはフードプロセッサー(FP)で粉砕するか、ビニル袋を2重にして細かくします。
そこに溶かしバターを入れてしっとりさせて、底にしきます。
その際、スプーンの背などで平らにならして、ある程度きちっと固めておいた方が
いいでしょうね。そうしないと、あとでチーズクリーム液をながしたときに
浮いてくることがあります。

チーズケーキは、クリームチーズ200~250g、砂糖90g(半カップ)、
卵2個、生クリーム200ml、レモン汁大さじ1~2、薄力粉大さじ2。
全ての材料をFPでなめらかになるまで混ぜて、ながしこむ。
と、言う方法が一番簡単ですが、FPが無い方の為にアドバイス。
一番のポイントはクリームチーズをなめらかにすること。
冷蔵庫から出したてで作りたい場合は、電子レンジで温めましょう。
大きめの耐熱ボウルがあればワンボウルでできますね。
ない場合は、ラップなどにくるんでどうぞ。
クリームチーズが十分なめらかになったら、ホイッパーに持ち替えて
砂糖をいれます。そうすると、よりなめらかになります。
そこからは、書いてある順番に入れてよ~く混ぜるだけです。
型に流し込んで、150~160度くらいで50~60分焼きます。
チーズケーキが割れてしまうのは、温度が高いためです。
高温で焼くより、低温でじっくり焼いた方がしっとりした出来上がりになります。

なお、クリームチーズがだまだまになった場合は、
裏ごししないとなめらかにはなりません。
ただ、そのまま焼いても、そう支障はなく、普通にはしあがります。
(もちろん比較すれば、なめらかにした方が美味しく仕上がりますよ~)

クリームチーズはなんでも美味しくできますが、
一番のおすすめはkiri(フランス)です。私は業務用1キロをつかっていますが、
(以前にも書いたような・・・汗)フィラデルフィアもいいですね。
スーパーなどのオリジナル商品をつかうときは、酸味・塩が少ないようなので
レモン汁・塩を追加すると良いようです。
生クリームも何でもよいです。最近はカロリーを気にして35~36%のを使ってます。
やはり動物性のものの方が美味しくできますが、植物性のクリームでも
十分おいしくできます。
先日何かの雑誌をみていたら台にクルミを混ぜてました。
香ばしくて美味しそうですね。

また、今回来てくれたおひとりが、
「焼き色が薄い方がしっとりしているような気がする」
と、いってました。
これまではあまり気にしておりませんでしたが、確かに、そうかもしれません。
いっそ、ニューヨークタイプのチーズケーキのように
湯煎にしたらどうかな~。
次回、是非試してみます。


あり合わせの、お昼です。

左は、ガーリックライス。右は、中華スープ。
ガーリックライスは、小鍋でガーリックと牛肉少々を炒めて、
塩・黒胡椒・醤油で味付けしたものを炊き立てごはんにまぜました。
黒胡椒をたっぷりふるとおいしいです。
中華風スープはネギと生姜をいためたところに冷蔵庫に合った野菜を
さいの目に切って、煮込みました。
レンコンをいれるとおいしいですよ。
今回は、空豆とかぎんなんもいれてみました。

たかがジャガイモ、されどジャガイモ。

2007-11-06 23:39:46 | おいしいお店
日曜日のことになりますが、
2時間ほど時間ができたので、北海道物産展に行って参りました。

第一のお目当てはこれです。

ジャガイモを第一の目当てにいく人も珍しいよね~などと、
自問自答しながらも、実は毎年行ってます。
今は札幌に住んでいる友人が仙台にいたときに、
北海道からのお裾分けに頂いたメークイーンの美味しさが忘れられず、
毎年通っているわけです。

このメークイーンを太めの棒状に切って(水にさらさず)
フライパンにバターとサラダ油をしいてハッシュドポテトをつくると
絶品なのですよね。
ハッシュドポテトにするには結構沢山のバターを使うので、
近頃は、カロリーを気にしてただ炒めるだけにしておりますが。
たかがジャガイモ、されどジャガイモ。
結構侮れないですよ、この美味しさ。
今回買わなかった方は、次回是非おためしください。
ちなみに、私は、5キロ箱を送らずいつも持ち帰っております

他には、利尻昆布とプリンと牛乳。
お友達が、「**のプリンおいしかったですよ~」と
言っていたのに、全然**が思い出せず、適当にかってしまいました。
同じお店で、「おいしい牛乳、5こ買うと1つおまけ」とか言われて、つい購入。

プリンですが、池田町の「ハピネスデーリィ」のものです。
容器の模様が前時代的ですが、お味は確か。
生クリームたっぷり、卵黄たっぷりのプリンでした。
日頃、生クリームを沢山扱っているせいか、
近頃はさっぱり目が好みなのですが、時には美味しいですね。

牛乳は昔なつかしいテトラパックに惹かれて買ったのですよ。
高校時代、学校に自動販売機があって、毎日のんでました。
青春の味(形)。

子供は「どうやって飲むの??」ですって。
よく見て、自分で考えてください!!

お店の方が、コーヒー牛乳もおいしいわよと、言っておりましたが
私には甘過ぎ。
やはり、コーヒー牛乳は明治かな(それもビンの・・・古いですね~)。

それから、やはり好物のマルセイバターははずせません。

賞味期限は短いですが、冷凍もできるしね。
仙台のKENZOのレーズンサンドも美味しいですが、
やはり、一番好きなのはしっとりビスケットと濃厚バターの
元祖マルセイバターサンドです。

毎回同じ様なものを購入しており、
我ながら味の好みが保守的と思いつつ帰途につきました。

コナコピア

2007-11-05 23:24:17 | 実験室
あっという間に11月になってしまいましたね。

今日は、10月末に作ったアレンジメントをご紹介します。
コナコピア(cornucopia)という入れ物に秋の実りを装飾した
サンクスギビングの季節(アメリカでは11月第3木曜日
ターキーに詰め物をしたお料理とかが有名ですね)のアレンジメントです。

教えてくださったのは、
現在米・ニュージャージーにお住まいの素敵なお姉さま。
知り合いの知り合いという形で出会った方ですが、
ここ4年くらい帰国する度に教わっています。
教わっている・・・と、いうより
拙く差した花々を盛大にゴージャスに直していただく
といった方が正しい言い方です。

ところで、コナコピアというのは、角の様な形の入れ物の名前ですが、
もともとは、ギリシャ神話の「豊饒の角」
(幼時のZeus神に授乳したと伝えられるやぎの角)
から由来しています。
この豊饒の角に花や果物、穀物など秋の実りを象徴するものを装飾して
秋の稔りを祝うThanks giving dayを祝うというわけですね。


横から見ると形がよく分かりますね。

とっても、インパクトのある入れ物で、素敵です。
軽いけれど、とってもがさばるので
トランク一杯に詰め込んで来てくださったとのこと。
全く、恐縮です。

こちらのアレンジは、先生から私へのプレゼントです。

お花は、この日の朝、先生のお宅から家へ来る途中、飛び込みで入ったお花やさんで
先生が5分くらいで選んできたお花達です。
みんなの前で、お話をまじえ、ささっと、
7,8分で作ってくださいました。
ほ~んと、あっという間で、びっくりのパフォーマンス!でした。

右半分をメインにして、麦の穂とかカボチャなど実をつけると
コナコピアに飾れます。
最後は、左半分にもお花を足して、これだけでも
飾れるようにつくってくださいました。


やはり、生花でアレンジメントをするのも出来ないのに、
年に1度ほど作ると言うのは、いかに無謀か、
いかに先生が大変かを実感じました。

先生、これに懲りずにまたおしえてくださいね~。
(毎回、懲りているようですが、最後は
 「みんなが楽しんでくれたなら、いいわ」
 と言う言葉に甘えてます。)

終わった後は、色々なお話に盛り上がり、
特に、アレンジの先生のすぱっとしたもの言いに
一同感銘をうけました。

お昼は、やっぱり、はらこ飯。
あまりに、おなかな空いていて、
写真をとるのをわすれてました~。

デザートだけは前撮りしておきました。
マロンケーキ。

エンゼル型で作ったスポンジにデコレーションしました。

楽しく、有意義な一時でした。

ソーセージロールパン

2007-11-04 23:28:12 | 自宅教室
今回は新しいクラスのご紹介。
パンを教わりたいという、問い合わせがありました。
パンは個人の教室で3年ほど教わりましたが、
自分で遊びで焼いたりする程度で、人様にお教えするようなレベルではないのです。
最近はもっぱら、フードプロセッサーで簡単につくるものばかりしておりますし・・・。

満足いくかどうかわかりませんが、
パンと簡単なお菓子というセットで、何回かお試ししていただくことにしました。

今回は、ソーセージロールパン。

パンを焼く前に、ケチャップとマヨネーズ(お好みでパセリ)をかけるのですが、
研究熱心な方々で、「かけないのもつくっていいですか?」
と、いわれ、ためしてみることに。
ケチャップだけだと、ホットドッグの味わい(写真奥)。
写真はありませんが、
何もかけないと、パンの生地の味がよくわかりました。

1週間ほど前、久々手ごねでつくったのですが、
やはり、フードプロセッサーとは配合がちがい、
シンプルで食事に向くパンができるようにおもいます。

今日のもう一品はチョコチップスコーン。

ずーっと、つくり続けていまして、
リクエストを頂いて、作っているスコーンです。
作り方を見ていて、試食した感想が
「あっという間にできて、こんなに美味しいなんて!」
と、感激してくださったので、
作り手もうれしくなりました。

お菓子の修業もまだまだなのに・・・
と、思いつつ、また、パンも面白くなってきました。
拙いパン教室ですが、
小さいお子さんと一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。