-----
●今後、あらゆる社会インフラの老朽化が深刻な問題となる
→中でも、水道管の老朽化は深刻…
●設置後の経過年数が同じでも、設置された場所の条件によって、老朽化の度合いは大きく異なる
→ビッグデータによって、より劣化が進みやすい場所を特定できる
→よりリスクが高い地区に優先的に対応することで、費用や手間を大幅に軽減することが可能
-----
という内容のこの本、とても興味深く読みました。
既に国内でも導入している事例があるというのがいいですね。
機会があれば是非、導入自治体に話を聞いてみたいぞ…
↓
さて本題、代表質問のご報告の続きですよ。
それでは早速始めます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【質問】
「子供に必要な『生きる力』を育むために、自ら解決すべき課題を見つけ、主体的に考え、多様な立場の人々と議論し、協働して納得のいく答えを生み出すような活動を学校教育の様々な場面に取り入れてまいります」とのことでした。
我が会派としては、同様の観点から、生徒が中心となって校則や制服の見直しに取り組むよう求めてきたところです。
各校における取組状況と、現状および今後の進め方について見解をお聞かせください。
↓
【答弁】
校則や制服の見直しについて、現在学校では、検討する際に、児童生徒の意見を聴取する機会を設けたり、児童会・生徒会等の場において、校則について確認したり議論したりする機会を設けることを大切にした取り組みを進めているところです。
学校では、一定の見直しが進んだ後も、児童生徒、保護者からの意見や要望を聴取する機会を継続して持ち、児童生徒が見直しに対して主体的に参画することで、身近な課題を自ら解決するといった教育的意義を有するものと考えております。
教育委員会としましても、校則の内容や見直し状況について定期的に把握し、継続して適切な取り組みとなるよう努めてまいります。
↓
【意見要望】
一定の進捗があることは分かりましたが、私はもう一歩踏み込んだ取組みが必要と考えます。
隣の尼崎市は昨年12月「校則の見直しに関するガイドライン」を策定し、市のホームページで公開しました。
その中には
-----
●少なくとも年1回は全児童生徒が参画した校則見直しの場を設定する
●児童生徒が校則の見直し過程に参画する仕組みを構築する
●校則見直しに際してPTA、学校運営協議会等から意見聴取する
●各校のホームページで校則を公開する
-----
といった内容が示され、市立全小中高校で校則の見直しを実施する考えも示されています。
重要なのは一過性の見直しに留まらせないこと。
そして前向きに取り組む学校もあるが、ある学校では後ろ向きで何もしないし、そのことが問題にもならない。
学校によって、進め方も基準も大きく異なるという、いつもの問題が起きないようにすることです。
こうした点から、尼崎市のガイドラインを策定する等、主体性を持って取り組む姿勢には大いに学ぶべき点があると感じます。
本市においても、同様の感覚と視点を持って、継続的に取り組むよう要望して、次の質疑に移ります。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
てな感じです。
意見要望でも述べていますが、尼崎市の「学校の自主性に任せます!」とは一線を画すやり方、学ぶところが多いと思うんですよね。
そうした視点を忘れず、今後の展開に注目してまいります。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。