西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

市保有施設の減少にも繋がりうる2つのセンターの統合案。ポシャることのないよう、多方面への丁寧な説明を進めてもらわなければなりません!

2024-04-28 12:59:38 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

全国規模で見ると、我が西宮市の水道の状況は
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●料金は、やや低め
●老朽度は、普通程度
●耐震度は、やや進んでいる
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という感じなのかな...と。
水道料金については多くの自治体で値上げが進められていますし、今後も、その流れはより一層強まるものと想定されています。
他自治体と比較することで見えてくるものもあると思いますし、興味お持ちの筋には是非どうぞ。
 ↓
全国 水道危機マップ (nhk.or.jp)


さて本題、代表質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ!

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【質問】
大学交流センターと市民交流センターの再編について「二つを令和7年度より効果的に融合したいと考えております。」とのことでした。
これは2つの施設を統合し、一つを廃止するということでしょうか?
そうであれば、どちらの施設を廃止する考えなのか?
跡地の取扱について、どう考えているのか?
お聞かせ下さい。
 ↓
【答弁】

大学交流センターは、平成13年に開設されてから23年が経過し、「カレッジタウン西宮」構想を実現する拠点施設として機能してきました。
しかしながら、時代の変遷とともに学生の意識や生活が多様化するなど学生、大学を取り巻く環境が大きく変化するとともに、地域というフィールドで学びを深めるニーズの高まりにより、市が様々な主体と大学や学生をつなぐ役割を求められています。

一方、市民交流センターは、平成14年に兵庫県自転車競技厚生事業団から施設を引き受け、公益活動を目的とする市民団体の交流や活動を促進する拠点として機能していますが、今後更に必要とされる多様な主体間による連携・協働の推進を実践する場としての機能も求められています。
以上の状況を踏まえ、NPO団体・自治会など地域社会の多様な主体の活動に大学・学生との連携を加えることにより、市民活動の活性化を図るため、現大学交流センターにて事業を再編するものです。
また、NPO団体・自治会など地域社会、大学・学生による様々な形態の交流を図る上で有効となる、交流ラウンジ・ロビーを有する現大学交流センターを活用することが、よりニーズに合った積極的な施策展開が可能になると考えております。

なお、現市民交流センターにつきましては、今後公共施設として有効な利活用策と合わせ、貸付・売却も含め検討してまいります。
 ↓
【意見要望】
答弁にあったとおり、「NPO団体・自治会など地域社会の多様な主体の活動に大学・学生との連携を加えることにより、市民活動の活性化を図る」ことは重要と思います。
言葉だけでなく、実際にそうした役割を担うことが出来るよう、きちんとした目標を設定し、目標達成のための具体的な取組を考え、積み重ね、その進捗を管理していかなければなりません。
そうした意思・考えを持って、目標達成のための地道で着実な取組を進めるよう要望します。

また「現市民交流センターにつきましては、今後公共施設として有効な利活用策と合わせ、貸付・売却も含め検討してまいります」とのことでしたが、重要なのは利用者・関係者の理解・納得を得ながら進めていくことです。
その点、十分、認識して、丁寧な説明と協議を心がけて頂きたい。

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会派としての主張である、「市保有施設の総面積縮小!」という方向性からも、この話は一定評価できるものと考えています。
しっかりと今後の展開を見守っていかなければなりませんね。
と述べて、今日のブログはこれにて失礼いたします。


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