西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

速報@震災がれきに関する請願が採択されました。

2012-07-06 14:23:39 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

本日で6月議会は終了。
まずは、ちょっと一段落ですな。

と、それはさておき、本日の本会議において、
「西宮の住民の安全と安心を守るため、放射能で汚染された、
 人体に影響のある震災瓦礫の処理受け入れをしないでください。」
という内容の請願が賛成34名、反対7名の賛成多数で可決されました。
請願の内容は、↓こちら↓。
「kouikigarekisyorinikannsuruseigann20120706.rtf」をダウンロード
ちなみに請願の説明は、↓こちら↓。
『市政について、市民のみなさんが市議会に対し、
 要望や意見を提出することができます。
 この制度が、「請願」と「陳情」です。
 議員の紹介のあるものを請願、ないものを陳情として扱います。
 受理された請願は、市議会で慎重に審査を行い、
 その内容が妥当であり、施策に反映させるべきであると判断した場合は
 採択とします。また、そうでないものは不採択とします。
 採択したものは、市長・教育委員会などの執行機関や
 その他関係機関に、その実現を要望します。
 また、陳情も原則、同様に扱いますが、委員会での審査に限られ、
 本会議では審議されません。』
 (↑以上、西宮市HPより抜粋。↑)

つまり、今回、提出された請願が可決されたということは、
『「市民のみなさん」のご意見が、「議員の紹介」が添えられた形で
 提出され、それを市民の代表である議会が審議した結果、
 賛成多数で可決された』
ということを意味します。
当然、市が今後、この問題に関する方向性を判断・決定するに際しては
十分、今回の請願が可決されたという事実を踏まえるよう、
議会としての意思を示したことになります。
これ、とても重要なことなのです。

まだ安心するには早いですが、この問題、
だんだん、いい方向に向いてきているように思います。
引き続き、今後の推移に注目していきます!

ということで、今日は、このへんで。
それでは失礼いたします。


からぶり。

2012-07-05 16:18:06 | 近況報告など、プライベート的話題

「ブログにはアップしていませんが、こういうこと、一杯あるんですよ~」
という話。

今週の頭に、
「市内某所のツタヤさんの駐車場に長時間、市用車が停まってる!
 絶対、おかしいですよ!!」
というご意見を頂きました。
そら、たしかに、おかしいぞ!!!と息巻いて、
担当部局に問い合わせたのですが、結論から言うと、
間違いなく業務目的だったことが分かりまして。
よかったような、残念なような。

普段、様々な場面で、色々な方法・ツールも含めて、
多くの方々からご意見を頂きます。
これは、とても、ありがたいことだと思っています。
私に出来ることも出来ないことも、色々ですが、
常に心がけているのは
「先入観を持たず、一つ一つの声を大切にし、きちんと対応しよう!」
ということです。
実際には、難しい場面も多いのですが。

どうぞ、ご遠慮なく、ご意見・ご要望等、お寄せ下さい。
誠実に対応させていただくことをお約束します。

と、簡単ながら、今日は、このへんで。
それでは失礼いたします。


一般質問のご報告 ~防災用資機材について②~

2012-07-04 11:58:00 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

小沢新党って、次の選挙では何人生き残るんですかね?
あと、鳩山ポッポ氏の意味不明度も、ほんま、すさまじい。
さすが、「宇宙人」呼ばわりされるだけのことはあるわ。。。
かつて、少しでも期待した自分が、ホンマに恥ずかしい。。。

さて本題、先日のブログの続きです。
というわけで、こないだの前段を踏まえて、本日は具体的な質疑をば。
でわ、早速、始めます。

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【質問】
一点目、防災用備蓄資機材の担当部署を一元化し、
責任を持って、備蓄物資の発注・管理を行う体制を
整えるべきだと考えるが、どうか?

【答弁】
~ 質問内容との関連が薄い現状説明のため割愛 ~
昨年、高木小学校の備蓄倉庫で、
賞味期限切れの備蓄物資が保管されていた事案につきましては、
有効活用されずに放置され、そのまま保管されていたものと推測されます。
今回、賞味期限切れの物資が保管されておりましたことは、
備蓄物資に関わる関係部局の連携が不十分であり、
主体となる組織が明確でなかったことが原因と考えております。

また、最近の食糧の備蓄物資は、様々な保存食が開発されるとともに、
乳幼児から高齢者まで広範囲に適用することが可能となってきており、
備蓄する食料の種類などについても見直していく必要があると
考えております。
これらのことから、今後は、防災危機管理局が主体となって
関係各局とも調整しながら、備蓄物資に関する管理を行ってまいります。

【質問】
二点目、定期的に全備蓄物の賞味期限を確認する等、
備蓄物の賞味期限切れを防ぐための具体的対策を
講じるべきだと考えるが、どうか?

【答弁】
~前略~ 
現在、備蓄物資につきましては、納品時に賞味期限を確認しております。
今後は、防災危機管理局が、備蓄物資の納品・点検・賞味期限などを
管理するシステムを構築するとともに、
備蓄庫の定期的な点検を一元的に行い、
備蓄物資の管理を徹底してまいります。

【意見&要望】
「高木小学校の備蓄倉庫で、
賞味期限切れの備蓄物資が保管されていた事案につきましては、
有効活用されずに放置され、そのまま保管されていたものと推測されます」
という答弁がありました。
今後、同様の事例が発生しないようにするため、
組織の縦割りと、その結果として生じている
無責任な体制を正すことが重要です。
「今回、賞味期限切れの物資が保管されておりましたことは、
 備蓄物資に関わる関係部局の連携が不十分であり、
 主体となる組織が明確でなかったことが原因と考えており」
「今後は、防災危機管理局が主体となって、
 関係各局とも調整しながら備蓄物資に関する管理を行って」いく
というご答弁を頂きました。また
「防災危機管理局が、備蓄物資の納品・点検・賞味期限などを
 管理するシステムを構築するとともに、
 備蓄庫の定期的な点検を一元的に行い、
 備蓄物資の管理を徹底してまいります」というご答弁も頂きました。
評価できる内容であり、速やかにご答弁いただいた内容を
実施して頂きたい。
要望しておきます。

あわせて、もう一点。
東日本大震災後、大規模災害発生時における
様々な想定が大きく変わってきております。
一部、ご答弁でも触れておられましたが、
こうした新たな想定の内容も踏まえ、
備蓄庫の場所や備蓄物資の種類、避難場所等についても
十分、検討し、必要に応じて積極的に見直すべきです。
「地域防災計画について所要の改正を行ってまいります」
というご答弁がありましたので、この点、要望しておきます。

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と、この質疑については納得しています。
ここに至るまでは、結構大変でしたが、なにせ今後は、
答弁いただいたとおりの内容での対応を進めていただきたいな、と。
縦割りはあきまへんで、縦割りは。

と、今日は、このへんで、失礼いたします。


一般質問のご報告 ~防災用資機材について①~

2012-07-02 18:18:23 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

だんだん、夏らしくなってきましたねえ。
とはいえ、朝晩が涼しい分、今年はまだマシな気がしますが。
今年は特に、勘弁してもらいたいものだと思いつつ。

さて本題、今日からは一般質問のご報告を中心に
飛ばしていくつもりでいきます。
お付き合いくださいませ。
それでは早速始めます。
まずは標題の件から、スタートです。

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市は、大規模災害発生時に被災者を支援するため、
必要な物資を備蓄するとともに、資機材を確保しています。
これを防災用備蓄資機材と言い、これらの備蓄資機材は、
市内21箇所の備蓄庫に保管されています。
今回の質問では、これらの備蓄資機材のうち、
乾パン・五目ごはん・アルファ米・クラッカー等の
非常食に関する内容を中心にお聞きします。

東日本大震災後の昨年4月、防災意識の高まりを受けて、
伏原町・甲風園三丁目・高木東部・高木西部の4自主防災会が、
高木小学校に伺い、校内に設置された備蓄庫の状況を確認しました。
その結果、備蓄庫で保管されている非常食の一部の
賞味期限が切れていることが明らかになりました。
万一の事態に備えるため、
備蓄している非常食の賞味期限が切れている。
こんなことは、絶対に、あってはなりません。
今後、このような事態が起こることを防ぐため、
原因を究明し、具体的な対策を講じるべきです。

私は今回、このような事態が発生した最大の原因は、
防災用備蓄資機材に関する組織の縦割りであると考えています。
以下、具体的に述べます。

市によると、備蓄庫自体の管理は
防災危機管理局が担当することになっています。
一方で、非常食・衛生用品等の備蓄物資の発注・検品、
賞味期限の確認・記録、賞味期限切れ前の物資の配布に関する
ヒアリング等、備蓄庫内に保管されている備蓄物資に関わることは
産業文化局が担当しています。
つまり備蓄庫という、いわば箱の担当と、
中身である備蓄庫に保管されている備蓄物資の担当は
異なっているのです。
そして、備蓄庫と、その中に保管されている備蓄物資全体を
一括して所管する部署は存在しません。

実際、この問題の存在を知ってから、
関連すると思われる複数の部署にヒアリングをかけましたが、
当初、どこに聞いても責任ある返答を得ることが出来ませんでした。
このような現状は早急に是正するべきです。

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と、ここまでが前提となる部分です。
続きの具体的な質疑は、近日、公開ということで。
それでは失礼いたします。