青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

私に出会う

2009年06月18日 | 人生設計

「私に出会う」ということは、「私が、私に出会う」ということである。
この事はまた、「自分が、自分に出会う」とていうことでもある。

普通我々は、「この自分」を、「自分」だと思っている。
「この自分を、自分」だと思っているならば、自分で自分をちゃんとさせることができるはずだ。
ところが「自分で、自分」をちゃんとさせることができない。反省させても、守らない。
こうなると、「今いる私とは、別の私」がいることになる。
この別々になっている「私と私」が出合うことを言う。

我々の生きる世界は、「したいのに、してはならない」という世界であり、かつ「したくないのに、しなければならない」世界なのである。
これはちょうど「仕事がしたくないのに、しなければならない」、「楽をしたいのに、仕事をしなければならない」という様な物だ。
こうなるのは「したいのを耐えない、してはならないことを我慢しない、楽することを我慢する、仕事のつらさに耐える」という耐えるということと我慢がないことにある。忍耐心だ。
こうした「したくない、楽をしたい」というような忍耐心が無いでいると、我々の生きる世界が、「したいのに、してはならない」という世界であり、かつ「したくないのに、しなければならない」という世界との間にこじれが起こる。軋轢がおきる。それは、「思い通りにならない」からである。


「思い通りにならない」ことが鬱積して、「うつ病」などになってしまう。
それに対して「忍耐しえた」人は、「してはならないぜずの、すべきことはする」人になっており、今までとは異なった別の自分と出会うことになる。

それが「新たな私との出会い」である。

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