青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

尤も必要なところ

2009年06月02日 | 人生設計
今日の「NHKニュース」

秋葉原に監視カメラ設置

1年前、7人が殺害されて10人が重軽傷を負う通り魔事件が起きた東京・秋葉原の街作りについて考える検討会が2日に開かれ、防犯カメラを新たに設置するとともに、住民らが行っているパトロールの強化についても話し合っていくことを決めました。

しかし尤も必要なのは、別なところにあるのではないのかな。
たとえば、今回問題になった「核持ち込み密約」の現場になったという場所や、いろいろと「贈収賄」の場所等になる官僚室や議員室に選挙事務所、それに密かな密談に使われる料亭なんかにも、監視カメラが尤も必要になるだろう。
何せ、世は民主主義の世の中なのだから、すべては公開するのが原則なのに、こそこそし過ぎる。
「機密条項」ということがありすぎるから、事が荒立つ。

今やっと、民主党だったか、部屋の仕切りを「ガラス張りにする」といっている。そうすれば、監視カメラの、必要も、無い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわいそう (上)

2009年06月02日 | 短歌に政治や社会

国会が、延長になるようだ。
補正予算関連法成立のためらしいが、この関連法の中には「何とか基金設立」とか言うのがあって、物議をかもしている。
その事で官房長官が、先月初めに語ったことの次のような記事がある。
 
「天下りの対象になるとか、税金による赤字 補填 ( ほてん ) などは想定していない。国民の皆さんに理解してもらう必要がある」


 河村官房長官が1日の記者会見で強調したのは、「国立メディア芸術総合センター(仮称)」のこと。いわゆる、「アニメの殿堂」だ。国際的に評価が高い日本のマンガやアニメなどを収集し、展示・研究を行うため、117億円を投じて施設を建設する。候補地は、東京・お台場が有力という。

このような事に高額な資金を投じても、もっとも大事なことには資金を投じていない。
例えば、今日結婚難な時代である。
結婚したくても、できない。相手がいないこともあるし、もっとも大きな理由は、結婚しても、経済的に立ち行かないことを挙げている。
それは殊に、子供が生まれると、生活や子育てが厳しいから、という。
しかしそういうことに資金を投ずるよりも、こういう「アニメの殿堂」作りに資金を投じようとしている。
これではまるで、「結婚せずに漫画でも読んでろ」と、言うようなものである。
こういうように国民を「引っ張って」行く者がこういう状態だから、独身者が増え、同時に少子高齢化が進んでいく。
「かわいそう」なものだ。

「漫画好き」な宰相が上に立つのだから、これも無理が無い。
「百年に一度」の、「みぞゆう」なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする