青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

生物多様性

2010年10月16日 | 人生設計
今年は「生物多様性年」なのだそうだ。
それはともかくとして、我々は約180万種類の生物と共に、この地上で生きている。
だが、我々人間の「豊かで、楽しく、楽(快適、便利)」さの追求という、それは「幸せ」の追求と言うべき事のために、次々と絶滅していくやら「絶滅危惧種」になっている。

それだけでなく、この一応の「豊かで、楽しく、楽(快適、便利)」さの状態になってはいる都市、または先進国と言われる所は、こういう「生物多様性」が生育し育まれる場は損なわれてしまい、コンクリートやアスファルトに覆われてしまった。
その為にこれらの都市や先進国は、その「豊かで、楽しく、楽(快適、便利)」を維持するために「生物多様性」を求める。その求め先を後進国や未開地に求め、それがために後進国や未開地からは「植民地化する」とか「札束で略奪する」と非難ゴウゴウされることになる。
これを実力で奪い取ろうとすることから、軍事衝突となってくる。

今日このように「生物多様性年」として我々は生物の絶滅を防ごうとして憂いでいるが、その実は我々人間が人間を絶滅に追い込もうともしている実態があることも知る必要がある。

私の家で取っている地元紙の新聞では、先日から「親鸞なら」という特集が始まった。
この不安な世の中に、700年以上前の飢饉や疾病、地震や大火に戦続きの混乱の中で民衆に救いの道を説いた宗教家、「親鸞」の生き方と教えを見ながら、今日の世の中を「どのように生きていくべきか」探ろうという試しの様だ。
それは、「生物多様性」との融合ともいえる。
コメント
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