青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

大人の汚れ

2018年04月16日 | ニュース

「女性記者と会食した覚えもない」 次官のコメント全文

生物は、もともと純真さを持っている。
清らな生命をもって生まれてきた。
しかし人間においては、成長するとともに汚れを身に着けていく。

人間だけがなぜ汚れを身に着けていくかというと、知恵を持ったことにある。
知恵は、欲を持つことを覚えた。その欲、欲望を満たすにはどうすればいいかを、学習していく。
それが教育となっている。

この財務次官のセクハラ問題にしても、自分が何をコメントしているかわかっていない。それは森友、加計、防衛日報らについても同様なことで、彼らが言っていることは保身のためといっていい。だから認めない。
そして任命責任者からして、保身のために辞任を宣告したりせず、自らが辞職するようにさせようとしている。
それというのも、強く辞職させて辞めさせると、どうも退職金が支給されないからではあるまいか。
安倍首相なども関わりを認めないのは、そんなところに理由があるのかもしれない。
こうした大人社会の、殊に政界の汚れたものが、素直なままに成長しようとしている子供たちの胸も汚れさせている。

それにしても、この次官は週刊誌記者を提訴するといっているが、反対に被害にあった女性記者の提訴を受けたらどうなるか。その覚悟はできているのだろうか。

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