青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

短歌 301.

2011年09月14日 | 短歌に政治や社会

★ 名月に 思う幸せ 儚(はかな)けき
   かぐやの姫の 移ろいて行く  2011/9/14


我々が忌み嫌う「苦しみ、辛さ、悲しみ」は、むしろ普通であり当然のものである。それは「地獄は一生の住みか」であり、「一切皆苦」であり、「四苦八苦」が元々普通で当然なのであって、我々が希(こいねが)う「幸せ」こそが異常なことだと言わなければならない。

それゆえに、この異常なことは永久でも恒久ともならず、常に変転して壊れていき破壊されてゆく。

「苦しみ、辛さ、悲しみ」が普通で当然と知らされる時、本当の「幸せ」に向かい合われる。

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矛盾した「 正心誠意 ・せいしんせい 」

2011年09月13日 | 短歌に政治や社会

「正心誠意」国難に立ち向かう…首相所信表明(読売新聞) - goo ニュース

「『脱原発』と『推進』という二項対立で捉えるのは不毛」とは言うが、「原発再稼働」して、「放射能汚染除染」などできっこない。
また「事故収束の実現、迅速な賠償、放射性物質の除染の徹底」と、「エネルギー政策の再構築を「日本経済の立て直しの第一歩」と位置づけ」けということとは、それこそ「二項対立で捉えるのは不毛」なことである。

絵に描いた餅のような優等生的演説よりも、まずは国政にかかわる者の襟をもっときちんとさせて、滅私奉公させる奉仕的な態度になるようにしていくことだ。

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ダウン症の子

2011年09月12日 | 人生設計

私は、毎月一度の再診のため、病院へ行った。
同じ診療科に、一歳前後の男の子を連れた、若い母子連れがいた。
この男の子は、ダウン症だという。
おそらく若い母親は、このダウン症の男の子を、一生涯連れ添ってやらなければならないだろう。
だが若い母親の面には、何の躊躇いもわだかまりもなく、我が子に接している。

兎角我々は、「辛いこと、苦しいこと、悲しいこと」などからは避けて通ろうとする。避けようとする。
そしてそうしたことに遭遇すると、愚痴る。怨む。呪う。
このために、他の者に嫉妬する。
とてものこと、ダウン症の子を持つ若い母親のように、真向いから直視しようとはしない。

このために例えば、何のかんのと言い訳や理屈をつけて、「赤ちゃんポスト」が設置されたのをいいことに「育てられない」と言って捨て子をする。

物事との真正面からの直視がなされないことのために、先日のニュースでもあったように、国政を担う閣僚大臣が「死の街、放射能をなすりつけてやる」などという言動を言わせることになる。こういう人たちに限って「ダウ症、精神薄弱者、障害者」らを蔑視するが、彼等は間違ってもこのようなことは言われない。
そういう点からして、こんなことを言う様な人は、なんとも摩訶不思議な人と言わなければならなくなる。そしてこういう人々を国政を担うようにしたのは、そもそもが我々国民が選挙で選んだものだった訳で、その責は我々にある。というよりも、「既得権益」を引っ張り込もっとしたことにある。

もし我々が本当に正しい国政を望み、世界の平和を望むなら、「ダウン症や精神薄弱者、障害者」らを国政の場に送り、健常者がその手足となってこき使われた方が、大きな寄与になるだろう。

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短歌 300.

2011年09月11日 | 短歌に政治や社会

九州・山口・沖縄への避難、3千人超 福島からが半数(朝日新聞) - goo ニュース

★ 今世(いまよ)にて 辛苦の中に 生きつつも
          耐えて築きぬ 法国の基礎    2011/9/11

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献金目当てか

2011年09月10日 | 短歌に政治や社会

武器輸出3原則「早急に議論」…前原政調会長(読売新聞) - goo ニュース

胸算用では、防衛産業を育成して「武器輸出」させ、その利益を手前の選挙用に政治献金させようという、皮算用かな。

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短歌 299.

2011年09月08日 | 短歌に政治や社会

★ 思い立ち 自分探しを するならば
       眼前にある 木の葉一つに    2011/9/8

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異常時なのに

2011年09月08日 | 短歌に政治や社会

2つの土砂崩れダム、決壊の恐れで緊急情報(読売新聞) - goo ニュース

こういう非常事態な時に、何をこんなことで騒いでいる。
そんな元気があるなら、チッター役に立つことをしたら。
観客や、テレビの前で居座っているものも・・・・。

なでしこ、北朝鮮と1―1で引き分け(読売新聞) - goo ニュース

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国の原子力活用だけで

2011年09月08日 | 短歌に政治や社会

経産相の原発全廃発言 福井・敦賀市長「混乱招く」(朝日新聞) - goo ニュース

何を言っているのか、意味がわからない。
「国の原子力活用政策」が故に、今日立地地域が能被害を受ける恐れが大きいことが問題になっている。むろん「立地地域の思いを踏まえた上で」とはしても、それは総意とはならず、交付金目当てになった同意になるのが目に見えている。

エネルギーというものは、元々は自前でやるのが、真の姿である。
それを遠い地域から取り寄せようとするところに、「政治政策」の混乱を引き起こす基がある。

これは何も、エネルギー問題に限ったことではないが。

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「善因善果、悪因悪果」

2011年09月07日 | 人生設計

私は正直「理論や論理」は好きではないですね。
何でかというと、その「理論や論理」の深みにはまって、身動きできなくなってしまうからです。
で「釈迦の教え」とはどういうものかということを簡単に言ってしまうと、「善因善果、悪因悪果」ということとなり、このことを別に「したいのにしてはならない。したくないのにしなければならない」という教えということもできます。
要は、知識として頭で理解するものではなく、行いによって身につけられる「智慧」を得るためですね

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幸せのための条件と要素

2011年09月05日 | 人生設計

「幸せ」になるためにはどうしたらいいか、ということをよく聞く。
「幸せ」は、条件と要素が整えば、簡単に「幸せ」になれる。
とはいっても、これが簡単なようで難しい。

「幸せ」になるには、その条件と要素として、この「幸せになりたい」ということを捨てなければならない。「幸せになる」ということを、放棄することが、「幸せ」になるための絶対条件であり、且つ要素としてある。
この「幸せになる」ということを捨て、放棄しないならば、絶対といいほど「幸せ」とは無縁になる。

何故このように「幸せになろう」ということを捨て放棄しなければならないかというと、我々人間というものは「感情と五感」に左右される生物だからである。
このため我々は、「感情と五感」に常に揺り動かされ動揺している。動揺しているということは、欲望が際限もなく尽きないでいるということになってくる。

例えば食事をする。
我々は、美味いものを、食べたがる。
ところが、この美味いものというものは、肥満の原因にもなり、メタボリック症候群の原因にも、糖尿病や高血圧の原因にもなる。
美味い物を食べて「幸せ」な気分になろうとすると、健康を損なって行く。これは今云った「感情と五感」の欲するままにすると、却ってつらい思いをしなければならなくなる。

それに控えて、漢方でだったか、「食事を薬」として戴く戴き方、「薬膳」といって、「感情や五感の欲」が欲するものではなしに、本当に肉体が求める「エネルギー」などだけを求めるような、食事の仕方がある。

さて我々は、どっちを選ぶか・・・・。

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