
雲角(うんかく)と鉢に名札を付けられて25年程前の●崎市民祭りの植木市会場に並べられていました。
当時、憧れの独り住まいを始めた頃で、時代はバブルの華やかなりし頃・・・
「部屋に観葉植物でも・・・」と思い物色していると良さげなサボテン!!
「オジサン、このサボテンなんて~ノ?」と尋ねると植木屋のオッサン曰く・・・
「こりゃ~な、うんかくって~んだ!かくはカクタスのかくだよ!」とのこと。
持ち帰り、部屋住まいが始まりましたが、何年たっても伸びず、咲かず、枯れずでした。
結婚後、社宅住まいとなりベランダは一日中カンカン照りの真南向き。
これが良かったようで、毎年夏の宵になるとある日突然ムクムクと大きなつぼみが生えははじめ・・・数日後には大輪のそれは華やかな薄桃色の花をいくつか付けるようになりました。
この頃はまだフイルムの写真機使用で、データは無いのですが真夜中に咲く妖しい花の画は未だに頭のアルバムにありありと残っています・・・。
ところが・ところが・・・!
何年たっても大して伸びなかったこの「カクさん」の背丈が、今の住まいに越してきた数年前からものすごいペースで伸び始めました。

伸び~る 伸び~る

遂に二階の軒につかえてしまう始末!!(3メートル位あるんと違うか?(@_@。)

花は全然咲かなくなってしまいましたが、何を考えてのこの急成長ぶり・・・!?
勝手に我が家のシンボルツリー(グラス?)になってしまいました。
サボテンの考えてることはよくわかりません。(何とか少し位置をずらしてつかえは解消しました。)