長野県大町市にある 仁科神明宮 は伊勢神宮ゆかりの神社で、天照大御神が祀られており、
1636年に建てられた国内最古の神明造りで1953年に国宝指定されたとのこと。
伊勢神宮にならって20年に一度式年遷宮祭が行われます。
今年がその年にあたり、5月には仮遷座祭で宝物やご神体が仮殿へ移され、
その後5ヶ月かけて檜皮葺(ひわだぶき)と呼ばれる屋根の吹き替えが行われ、
11月15日~16日の深夜に式年遷宮祭が行われました。
そんな仁科神明宮に久しぶりに足を運んでみました。
普段はひっそりとした静かな神社です。広い駐車場も車はまばら。
樹齢800年以上といわれる三本杉。
真ん中の杉は1979年(昭和54年)に突風で倒れたそうで、現在は根元の部分だけが復元保存されています。
手水舎と二ノ鳥居。
一ノ鳥居はずっと下の方にあり、車で通り過ぎて来ました(^-^;
手水舎で手をすすぎ、二ノ鳥居をくぐると三ノ鳥居が階段の上に見えます。
神楽殿と神門。(神門が半分しか写ってませんが。。)
神門のところで手を合わせてお参りをしました。
来るたびに感じるのは樹のパワー。それぞれの樹に神様が宿っているような気がします。
元御神木と拝殿。
本殿・釣屋・中門が国宝にあたる部分らしいのですが、
以前はもっと近くで見ることができたけど今回は遠目に見れただけでした。
伊勢神宮は式年遷宮で全てを建て替えるので、国宝にも世界遺産にも登録されてないそうです。
え~。。って感じですけど。。
仁科神明宮は全部の建て替えではなく部分修復をしてきたので国宝指定されたんだそうです。
境内社。
子安社・九頭竜社・下諏訪社・上諏訪社・下加茂社・上加茂社・稲荷社・伊豆社・八幡社があります。
それぞれの祭神や鎮座地などが書かれたものがありました。
階段上から見た風景。
神苑内の池。
水面には周りの木々が映り、鯉が泳いでいました。
社務所と、奥に見えるのは宝物収蔵庫(拝観料300円)。
宝物収蔵庫には20年に一度の遷宮のようすを伝える棟札などが展示されているそうです。
最初の棟札は600年以上前のものだとか。。
とっても興味深い大町市のパワースポット仁科神明宮でした♡
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